2010-01-01から1年間の記事一覧

ぼんくら・さ

阿部和重さんが谷崎潤一郎賞を受け、その当該作品である「ピストルズ」をと思っていた矢先である。さ く ら ん ぼ こういう事態をどう考えてよいのか、盆が暗くて、先が読めない。拙ブロ 神町へ(3)〜若(おさな)きココロ(08年2月4日付) 株をもたな…

○か俵か

しつこいけれども、もう一度だけ、おにぎり(おむすび)について。 沖縄における「温めますか〜ぁ」率はたいへん高いという結果があり、もしかしたら、わたくしもソコで訊かれたのではないかという想いが微かな記憶の古瘤の中にある。ただ、協議会の調査によ…

温か冷か

引き続き。 おにぎり(と謂うことにする)を「温めますか〜ぁ」について、「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」によるアンケート調査の結果を眺めながら、アレコレ考えていて、もしかしたら、あのコンビニでそう訊かれたのかなと思い当たるフシがある。と…

おにぎり>おむすび

前回、鉄弁(駅弁)を忘れて、熱弁してしまった。弁(当)は熱くしてはいけないのである。ただ、熱くしていただけではない。おにぎりとおむすびの問題を常に意識しながら記していたと弁明しておく。 まず、はじめに告白しておくと、わたくしは、「おにぎり」…

駅弁<鉄弁

2週間ほど前、駅弁についてふれた(集合食の2・・・8月17日付)。ふだん、そのような環境にないものだから、駅弁を眼にすることはない。例えば、山の手線内で駅弁を販売している駅はいくつあるのか、以前であれば時刻表をもっていて、この駅には※凹弁が…

株をもたない総会屋

ウィルスプログラムをどうにか納めた。それまでの間、わ〜わ〜と侵略の警告がチンギスハーンの猛攻のごとく押し寄せて、治めることの難しさを学んだ。だから、どうということではない。ただ、ありえないことであるが、株を持たない総会屋が会場で騒いでいる…

安置ゐるす

明朝アンチウィルスプログラムのカスペルスキー(1年更新)が切れる。もう何日も前から画面上でその旨はお知らせを受けていたのであるが、今日にでもと軽く考えていたのがイケナイ。本日まで使用しているヴァージョンはもうなくなり、新しい方へ(無償)と…

厳しい夏

昨日、所用で朝出かけ、済まして、午過ぎに最寄の駅に戻ると、なんだか〓中が熱(ほて)り、歩が進まなかった。どうやら軽い熱中症のようである。近くの大型スーパーに飛び込んで、そこにあるカフェで3時間ほど呆けッとしていた。30分ほどは寝ていたらし…

集合食の2

弁当というのはマンションのような共同住宅なのだろうか、集合住宅とも云うので、少し紛らわしいが、丼とはやはり異なり、あくまでも定食の範疇にある。(ごはん+おかず) あるいは1住戸とみて、「ごはん」が座す位置がその家の中心となる居室(居間)にあ…

集合食〜和のB(美)食〜みんな集まれ〜

定食というのは飯+おかず(+汁)の組み合わせが基本であるが、両者を併せたのが集合食と考えることができる。 丼はその典型(集合食のドン)といえるのではないだろうか。本来、別々にあったはずのメシと具(おかず)という二者をあわせたものであり、どう…

檀家、檀那、檀越(だんおつ・おち、だんえつ)

旦那イっカッガっすかぁ〜・・・という客(ぽん)引きの声はシャッチョサンとともに繁華街でよく聞いたものであるが、取り締まりおよび自主規制、そして景気のせいで近頃はあまり耳にしない。もっとも、そういう社交・遊興の場に出張っていないからでもある…

夏啼

この時季になると部屋にセミが舞い込むことがある。声は哀しくて、その命がほどないと響いてくる。本日も。午下がりにラジオのそう大きくない音量をかき消すだけでは足りないのか、まるでデスメタをヘッドホンごと浴びせられているようであったが、その音楽…

サルがヒトに陥(お)ちる

あれ(ブラジル代表のFWルイス・ファビアーノ選手のハンドと思われるゴール)は「神(かみ)の手ではなく、彼(かれ)の手だ」というのはディエゴ・マラドーナさんの言葉である。ただ実際に、そのように仰言ったかどうかは分からない。 今回(2010年)…

おうへいか?(企業の英語公用語化について)

英語を社内の公用語にするという行為をある人は「バカなこと」と断じていた。賛成である。 英語公用語化の背景には少子・高齢化により市場「規模」としての魅力がほとんどなくなっている日本に見切りをつけて、海外に進出しようという、決して斬新とはいえな…

武蔵野(所沢)うどんもどきと忍中ランチ

カリーづくりも佳境である。よく言われていることだが、昨夜より今日、今夜より明日の方が旨みを増す。そのとおりである。だから毎日1食づつ頂いて、それを確認している。そろそろ具(野菜)が融けだして、姿容がおぼつか無い。ただ、わたくしはカレー屋さ…

ズッキューリ

夏野菜という表し方はいつ頃、どなたが言い出したのであろうか?それとも、もともとそう謂われていたのだろうか?そこのところが分からない。わざわざ、夏を冠(かぶ)せることによって、例えばトマトは夏ですよ、ナス(※に喰わすな秋茄子もあるが)も、Pマ…

まめやさん〜首里に

いつからだろうか。拙ブロを検めてみると、わたくしの「まめやさん」追っかけは5年前のことである。 渡嘉敷島 ⇒ 神楽坂 ⇒ 戸田(埼玉)と追っかけて、そして、?逃げられた? 只今は那覇・首里寒川町(しゅりさむかわちょう)にゐらっしゃることを?つきとめた…

BBQ1(ひとりバーベキュー)

もうひと月半ほど前のことであるが、まだ、近頃ほど暑くない時分に、電車内のバーベキュー(BBQ)広場を有す、とある公園の広告に眼が止まった。行ってみようかなぁと、一人BBQに想いを馳せていた。以前、拙ブロでふれた「お一人様」(お一人様ですか…

モリダク

いよいよ来週半ばから牛丼・めしの値下げ合戦だなぁと、只今は食べようという気はないものの、街場に出かけることがあれば各お店を覗いてみようかと思っていたら、森永卓郎さん(モリタクさんと謂われるらしい)がヨシギューだけは値下げしないでと仰言って…

馬鈴?暑?

麓の話によれば長雨のせいで、おジャガの葉が溶けているため、早めに収獲しているそうである。だから、小玉(粒)である。笊の直径は20センチほどであるから、その小さな成りを想像していただけると思う。[小(お)ジャガ] ゆでて、粟国(あぐに)の塩で…

エッグ・プランツ

山の麓からナスはじめ野菜が届いた。ズッキーニ、ミニトマト、ピーマン、ナンバン・・・、以前届いたローリエも混ぜてカリーをこしらえている。ただ、辛ければ良いということでもない、と、30年も前にタイランドの方に教わった方法を用いている。出汁(S…

マー欠ット

日用的にお世話になっている魚屋さんが35年の節目を迎える。来週半ばで閉じる。わたくしは5年ほどの通いであり、ふだんは「(お勘定)お願いします」「○○円です」という会話以外では、お互いの顔を今日も見合えたねという確認程度のお付き合いでしかない…

上田香る記

ところどころ携帯写真を撮った。折角なので、留めておきたい。 常田毘沙門堂阯〜活文禅師(鳳山竹庵)が開いた私塾「先賢問道處」の画像もあった。まだ、花がある頃のこと。上田城跡では「千本桜まつり」が4月5〜25日までで、もう花は散り際であったが、…

ADEU〜UEDA

鴎外は明治23(1890)年に上田を訪れている。再訪なのか、度々なのかは分からない。すでにこの年『舞姫』を世に送っている。そして、やはり?うえむら?に逗留している。北游日乗では植村と記しているが、「みちの記」には上村とある。鴎外が北国に向か…

時の天蓋

海野町商店街の通りを一筋南に入った付近を本町(あるいは上常田・下常田町)という。ただし、今は中央二丁目という素っ気のない表示となっている。志゛まん焼きを見付ける前にそこが気になった。旧北国街道の横町付近から岐れた小路で、映劇の文字が確認で…

志゛まん焼き(上田・海野町商店街)

海野町(うんのまち)商店街は北国街道の宿場町として栄えた。以下、海野町商店街のサイトを引用する。 《海野町の誕生は今から420年程前、戦国の武将真田幸村の父、昌幸が天正11年(1583)上田の地の千曲川支流の河畔、尼ヶ渕に城を築くに際し、先…

上田・七夕

東の人は気が逸(はや)いから、もう七夕やお盆の準備をされている。日本三大・・・はアテにならないけれど、間違いなく関東一の七夕は平塚であろう。他に阿佐ヶ谷や千葉・茂原などが有名らしいが、要するに歳末と並ぶ商店街の大売出しの催事であるから、星…

北国(ほっこく)街道

宿(駅前)から市立博物館のある上田城跡までどう転んでも10数分の距離にある。しかし、翌朝(9時頃)わたくしはお城と逆の方向に歩き始め、そこへ着いたのはお午過ぎのことである。お得意の「迷った」わけでもない(一部そういう箇所もあったが)。ご城…

上だ下だ

上田藩というのは云うまでもなく真田氏が40年間治めて、その間、信繁(幸村)のような伝説の士が登場する。以前、大阪を訪ねた際終焉の地というのがあって天王寺動物園の脇、逢阪の向かいにある安居(やすい)神社がそうだと謂われている。そこで幸村も安…