2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ぺったり、ぺったら(泉鏡花→芥川龍之介)

本日は、青空文庫から。 『芥川龍之介氏を弔ふ』(泉鏡花) なお、原文から、括弧書き(ルビ)を勝手に除いて、引用した。※泉鏡花は全著作にルビを付したらしいが、全ての著作を読んで(眺めて)いないので、確認はできていない。《玲瓏、明透、その文、その…

ぺったり、ぺったら(泉鏡花→芥川龍之介)

本日は、青空文庫から。 『芥川龍之介氏を弔ふ』(泉鏡花) なお、原文から、括弧書き(ルビ)を勝手に除いて、引用した。※泉鏡花は全著作にルビを付したらしいが、全ての著作を読んで(眺めて)いないので、確認はできていない。《玲瓏、明透、その文、その…

雑・に(煮)

実は雑煮好きのわたくしなので、この拙ブロにも、それに近い名前をつけた(雑に)。ところで、まだ、お正月までには、それでも、何日かあるので、その話題について、語ろうとは思っていなかったけれど、21日付の「暗闇で饅頭を喰う…」で、鴎外翁式お饅頭お…

雑・に(煮)

実は雑煮好きのわたくしなので、この拙ブロにも、それに近い名前をつけた(雑に)。ところで、まだ、お正月までには、それでも、何日かあるので、その話題について、語ろうとは思っていなかったけれど、21日付の「暗闇で饅頭を喰う…」で、鴎外翁式お饅頭お…

ナタアシア i  ソオニア

青空文庫には400人以上の作家、5,000を超す作品が収録されている。閑に任せて、作家別に公開作品数を数えてみた。といっても、エクセルに数値を入力して、ソートしただけ、したがって、間違いも多かろうと思う。 【青空文庫の作家別公開作品数】※0…

ナタアシア i  ソオニア

青空文庫には400人以上の作家、5,000を超す作品が収録されている。閑に任せて、作家別に公開作品数を数えてみた。といっても、エクセルに数値を入力して、ソートしただけ、したがって、間違いも多かろうと思う。 【青空文庫の作家別公開作品数】※0…

暗闇で饅頭を喰う(ある神秘論)

大仰ではあるけれども、半年ほど、ことあるごとに、標題について思いを凝らしていた。原文(前段)は6月に書き始めたのであるが、多少、書き改めてみた。 神秘…、まるで暗闇で饅頭を喰う、とは、夏目漱石『三四郎』の一節にある言葉である。(青空文庫より…

暗闇で饅頭を喰う(ある神秘論)

大仰ではあるけれども、半年ほど、ことあるごとに、標題について思いを凝らしていた。原文(前段)は6月に書き始めたのであるが、多少、書き改めてみた。 神秘…、まるで暗闇で饅頭を喰う、とは、夏目漱石『三四郎』の一節にある言葉である。(青空文庫より…

溺れる者…オブローモフとは

標題の一部『オブローモフ』とは何者か、岩波文庫版、米川正夫氏訳による同書(全3巻、品切重版未定とある)の説明文を引用すると、《オブローモフは優しい純真な魂と非凡な才能をもっているが、実際的意力の欠けた青年で遊惰と無為の中に空しい日を送る。…

溺れる者…オブローモフとは

標題の一部『オブローモフ』とは何者か、岩波文庫版、米川正夫氏訳による同書(全3巻、品切重版未定とある)の説明文を引用すると、《オブローモフは優しい純真な魂と非凡な才能をもっているが、実際的意力の欠けた青年で遊惰と無為の中に空しい日を送る。…

本日の足攣り情報

相変らず芳しくない、わたくしの足である。ユビ十本は、常に半攣り状態であり、立っているときも、座っているときも、起きているときも、寝ているときも、ユビを反らせてみたり、屈ませてみたりしているが、一向に良くならない。加えて、右足はふくらはぎ一…

本日の足攣り情報

相変らず芳しくない、わたくしの足である。ユビ十本は、常に半攣り状態であり、立っているときも、座っているときも、起きているときも、寝ているときも、ユビを反らせてみたり、屈ませてみたりしているが、一向に良くならない。加えて、右足はふくらはぎ一…

公園の宴(koen no en)…那覇中心徒歩記?

2日に那覇入りして、しばらく淀んでいたことは9日「西向く侍(士)」に書いた。ただ、中心をあてもなく歩き、以前見た場所を確認したり、少し、迷って、新たな場所を見つけたり、そういう、堕落(だら)〃とした時間を過ごしていた。その行動は一行あれば…

公園の宴(koen no en)…那覇中心徒歩記?

2日に那覇入りして、しばらく淀んでいたことは9日「西向く侍(士)」に書いた。ただ、中心をあてもなく歩き、以前見た場所を確認したり、少し、迷って、新たな場所を見つけたり、そういう、堕落(だら)〃とした時間を過ごしていた。その行動は一行あれば…

晩秋のハバロフスクからの便り(六花・りっか)05年秋号公開

2002年から毎年4回、ハバロフスクからの便りが届く。黄金の秋から晩秋へと向かっているだろう極東の街香を感じる一瞬でもある。わたくしの怠惰さでもって、夏(15)号も秋(16)号に遅れること一日、あわててアップした。同号の巻末にもお詫びの言…

晩秋のハバロフスクからの便り(六花・りっか)05年秋号公開

2002年から毎年4回、ハバロフスクからの便りが届く。黄金の秋から晩秋へと向かっているだろう極東の街香を感じる一瞬でもある。わたくしの怠惰さでもって、夏(15)号も秋(16)号に遅れること一日、あわててアップした。同号の巻末にもお詫びの言…

首里文化祭(11・3)…那覇中心徒歩記?

標題のお祭りは首里一帯で催されるお祭りで、ブンカサイとあるが、いわゆる文化祭とは異なり、「まち」に古くからある「祭禮」のひとつである。正確には首里通りの首里高校からJA(農協)事務所までの1km余りを各町が旗頭と呼ばれる竿灯のような、江戸…

首里文化祭(11・3)…那覇中心徒歩記?

標題のお祭りは首里一帯で催されるお祭りで、ブンカサイとあるが、いわゆる文化祭とは異なり、「まち」に古くからある「祭禮」のひとつである。正確には首里通りの首里高校からJA(農協)事務所までの1km余りを各町が旗頭と呼ばれる竿灯のような、江戸…

census

今から2500年前、ローマにCensor(センゾール)という役職があって、人口やら何かを調べていたらしい、それがセンサスの語源だとある。今年は5年に一度の国勢調査にあたるが、初めて記載回答後の返却用封筒が閉じられるようになったと話題にもなった。…

census

今から2500年前、ローマにCensor(センゾール)という役職があって、人口やら何かを調べていたらしい、それがセンサスの語源だとある。今年は5年に一度の国勢調査にあたるが、初めて記載回答後の返却用封筒が閉じられるようになったと話題にもなった。…

那覇中心徒歩記?〜農連市場

市場の一筋に大平通りというのがあって、そこにある食堂には何度か通った。不思議と女性客が多く、だから、行っていたわけではないけれども、店の前に立て看板があって、今日のランチというお品書きがある。例えば、わたくしの行った日のメニューは、天丼(…

那覇中心徒歩記?〜農連市場

市場の一筋に大平通りというのがあって、そこにある食堂には何度か通った。不思議と女性客が多く、だから、行っていたわけではないけれども、店の前に立て看板があって、今日のランチというお品書きがある。例えば、わたくしの行った日のメニューは、天丼(…

西向く侍(士)

などという悠長なことを書いている場合ではないのかもしれない。気がつけば、火星はまだ見えるけれども、東の夜空にはいつのまにかオリオン座が幅を利かせている(午後11時ぐらいまでだけどね、そのあとは南天へ)。どんなに星座音痴なわたくしにでもオリ…

西向く侍(士)

などという悠長なことを書いている場合ではないのかもしれない。気がつけば、火星はまだ見えるけれども、東の夜空にはいつのまにかオリオン座が幅を利かせている(午後11時ぐらいまでだけどね、そのあとは南天へ)。どんなに星座音痴なわたくしにでもオリ…