上田香る記
ところどころ携帯写真を撮った。折角なので、留めておきたい。
常田毘沙門堂阯〜活文禅師(鳳山竹庵)が開いた私塾「先賢問道處」の画像もあった。まだ、花がある頃のこと。上田城跡では「千本桜まつり」が4月5〜25日までで、もう花は散り際であったが、花見客もちらほら、露天商の皆さんはいささか閑そうにしていた。
[先賢問道處]
[お堀端のサクラと加舎白雄(かや しらお)氏の春の歌]
人恋し火とぼしころを桜ちる
柳町で。以前も記したが、赤ポストはどうしても撮っておきたくなる。脇にある街燈は瓦を重ねており、六文(連)銭を縦方向に意匠しているのだろうか。(画像は2回目の登場)
[六文燈とアカポ]
上田城櫓に貼ってあった。ちょっとズルイ気もするが、上田は魅力的な旅行先第7位。いつの調査かは不明であるが、3位に函館とあるから、・・・いつのことか?東北、中・四国はひとつもない。
確かに、上田(・・・)であるのは喜ばしいことかもしれないが、アンケートのとり方として稀有な例でもある。上記によると07年3月調査、この年のnhk大河ドラマは風林火山、04年は新撰組!というのも影響しているのだろうか。
[1位は沖縄、大河ドラマは中途半端に終わったけれど・・・琉球の風]
[枯れた様が素的]
宿の部屋から撮ったが、方向音痴なので望む山なみが何処かは分からない。中央付近を千曲川が流れ、上田電鉄別所線の鉄橋があるはずである。
[香る上田]
二十六日
晴れたり
北游日乗のその日(明治15〜1882年2月26日)の記述である。何をしていたのか、判らない。
鴎外は上田・植村に二泊し、翌日(二十七日)川中島を望み、長野に入っている。(続くかもしれない)