2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

EYE_CONTACT、ASHI_CONTACT

街へ出ると、想わぬことに出遭い、そして、教えられる。(1) もう、二ヶ月も前、9月末のことである。まだ、暑かったとも記憶している。小径を歩いていると、向こうから自転車に乗ろうとする小学生の女児がわたくしの方に車ごと突っ込んでくる、顔は隣りを…

閑話落第

今朝、ネットでTVのデジタル化を促すため「砂嵐」画像を一瞬流すというニュースを報じていた。告知、啓蒙を図るためらしいが、傍目(わたくし)には今話題の「暴力」行為、いえ、脅迫行為のようにも思われる。 「早く、新しいテレビ買わないと、みえなくし…

「風祭」再読考(2)〜聖イサアク

今夜は、ほぼフィクションである。 「風祭」(八木義紱氏)には他に4作が収められていて連作といっても良いだろうか、時代は前後するものの、ある一人の男を中心とした語り綴りである。 風祭は亡き父、「霧笛」はM市時代の父、「津軽の雪」は母、「鳥」「…

「風祭」再読考(1)〜H駅とK駅

麓で「風祭」(八木義紱氏)を取り出し、読み返した。なぜ、その頃、読もうと思ったのか、その一端が分かったような気がする。30数年経て、少し違った想いで読むことができた。初出は75年6月〜文藝、河出書房新社初版は翌8月、手許にあるのは三版翌々…

この下に高田あり

以前から直江津には何度か伺っているが、その隣町である高田はなかったので、今回、ここを逗留の場とした。直江津と高田の二都は1971(昭和46)年に合併している。当時、高田市の方が街の規模は大きくて、人口は7万5千人、直江津市を合わせて12万…

非日常浴

信州の山々から日本海に沿い、翌日は信越界(さかい)の山峠を経て、飯山・中野、いわゆる北信を訪ねた。これまでも何度かあるが、もちろん初めて伺う場所もいくつかある。飯山では新幹線の工事が進んでいて、今ある可愛らしい駅ではなく、少し長野寄りに移…

ブルーのカーネルさん

今、主に使っているパソコンは数年前に求めたXPバージョンのノートである。放っておいて、拗ねられた時期もあるが、今では、生命線となっている。ところが、この一週間で二度、全面が青尽くめのカーネルさんが現れた。 KERNEL_STACK_INPAG…

蕪を揚げる

二日前に蕪(かぶ)を揚げてみた。千枚漬けで有名な聖護院(しょうごいん)蕪であるが、テンプラという食べ方(料理法)を初めて知って、(産地である)麓で試しに拵(こしら)えたところ、旨(お)いしく、今回が二度目の挑戦である。 薄力粉に片栗粉を雑(…