夏啼

 この時季になると部屋にセミが舞い込むことがある。声は哀しくて、その命がほどないと響いてくる。本日も。午下がりにラジオのそう大きくない音量をかき消すだけでは足りないのか、まるでデスメタをヘッドホンごと浴びせられているようであったが、その音楽は嫌いではないので、しばらく聴衆になってから、外へ還ってもらった。

(参照拙ブロ)せむ(08年9月16日付)

[本日のおサルさん]

 人工哺育の?ジン?(チンパンジー君)が群れに。

 多摩動物園ジン(同園サイトより)