2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ハイボール

日ごろ呑んで(お世話になって)いるウヰスキゐにはたいていおまけや籤(くじ)のたぐいが付いている。後者はどうせ当たらないし、結果を待つのも厭なので、捨てられる運命にあるが、前者はそうもいかない。著名シェフの缶詰やオリジナルグラスなどがあって…

ハイボール

日ごろ呑んで(お世話になって)いるウヰスキゐにはたいていおまけや籤(くじ)のたぐいが付いている。後者はどうせ当たらないし、結果を待つのも厭なので、捨てられる運命にあるが、前者はそうもいかない。著名シェフの缶詰やオリジナルグラスなどがあって…

貧乏と不況は違う

みぞ(う)ゆう ひゃくねんにいちど と云われる昨今である。 前者は(嘗てないという意味だから)ともかく、後者は、林芙美子さんに重ねている。彼女は百年前を生きた人である。そして、貧乏である。どれぐらい貧しいかは、まるで○○のようだ、が、たいてい、…

貧乏と不況は違う

みぞ(う)ゆう ひゃくねんにいちど と云われる昨今である。 前者は(嘗てないという意味だから)ともかく、後者は、林芙美子さんに重ねている。彼女は百年前を生きた人である。そして、貧乏である。どれぐらい貧しいかは、まるで○○のようだ、が、たいてい、…

空白の飯豊(いいで)山中〜流れ灌頂(継)

わたくしにとって、標題の飯豊山地あたりは未だに踏んでいない地域のひとつである。もちろん、そういう場所は日本中、世界中、いくらでもあるが、行きたいと想って、そうなっていないという意味でのことである。地名は難読でもある。飯豊の由来は、飯が豊か…

空白の飯豊(いいで)山中〜流れ灌頂(継)

わたくしにとって、標題の飯豊山地あたりは未だに踏んでいない地域のひとつである。もちろん、そういう場所は日本中、世界中、いくらでもあるが、行きたいと想って、そうなっていないという意味でのことである。地名は難読でもある。飯豊の由来は、飯が豊か…

梅下不正冠、ではないにしても、现在枯萎的上述

お地蔵さんを訪ねる際に、落果している梅を拾ってきた。したがって、標題の不正冠には中らないと確信している。だいいち、冠は着していない。靴は履いていたけれども。拙ブロ⇒ お地蔵のご利益(09年5月14日付)[5月9日に拾った梅] いったん落ちた梅…

梅下不正冠、ではないにしても、现在枯萎的上述

お地蔵さんを訪ねる際に、落果している梅を拾ってきた。したがって、標題の不正冠には中らないと確信している。だいいち、冠は着していない。靴は履いていたけれども。拙ブロ⇒ お地蔵のご利益(09年5月14日付)[5月9日に拾った梅] いったん落ちた梅…

ミセス・ピアソン、その後

土曜日(5月16日)の山下公園周辺は暑くもなく、寒くもなく、いえ、この時季にしては、いくぶん寒いと感じられるのにもかかわらず、大勢の方たちで賑わっていた。開国博のこともあるのだろうけれど、おそらく、この陽気がそうしている。適度に汗をかいて…

ミセス・ピアソン、その後

土曜日(5月16日)の山下公園周辺は暑くもなく、寒くもなく、いえ、この時季にしては、いくぶん寒いと感じられるのにもかかわらず、大勢の方たちで賑わっていた。開国博のこともあるのだろうけれど、おそらく、この陽気がそうしている。適度に汗をかいて…

開港一番

週末(5月16日)の横浜は開国博で賑わっていた。江戸幕府が最初に開港としたのは下田と箱館(函館)で、前者は1853(嘉永6)年、後者は55(安政2)年である。ただし、開港であって開国でないという’へ’理屈のような事情があってアメリカ合衆国の…

開港一番

週末(5月16日)の横浜は開国博で賑わっていた。江戸幕府が最初に開港としたのは下田と箱館(函館)で、前者は1853(嘉永6)年、後者は55(安政2)年である。ただし、開港であって開国でないという’へ’理屈のような事情があってアメリカ合衆国の…

流れ灌頂(ながれかんじょう)

先日(5月9日)、松戸の市立図書館で、あれこれ郷土資料のあたりをいったりきたりしていて、書き留めたひとつが標題のことである。 灌頂(かんじょう・がんじょう)は、手許の辞書によると、 《密教で伝法・受戒のとき、または修道者が一定地位にのぼるとき…

流れ灌頂(ながれかんじょう)

先日(5月9日)、松戸の市立図書館で、あれこれ郷土資料のあたりをいったりきたりしていて、書き留めたひとつが標題のことである。 灌頂(かんじょう・がんじょう)は、手許の辞書によると、 《密教で伝法・受戒のとき、または修道者が一定地位にのぼるとき…

お地蔵のご利益

訪ねた先は松戸駅より西へ徒歩・とぼ20分ぐらいか。要するに江戸川に向かっている。当てはないが、ただ漠然とであるが、水神宮(神社)と来迎(らいこう)寺に。いずれにもお地蔵さん(ぽい)がゐて、ご挨拶をした、ただ、それだけのことである。[右が水…

お地蔵のご利益

訪ねた先は松戸駅より西へ徒歩・とぼ20分ぐらいか。要するに江戸川に向かっている。当てはないが、ただ漠然とであるが、水神宮(神社)と来迎(らいこう)寺に。いずれにもお地蔵さん(ぽい)がゐて、ご挨拶をした、ただ、それだけのことである。[右が水…

おんか かか りさんまい そわか

近江八幡というのは歴史のうえでは意外に浅い。もっとも、人の歴史など琵琶湖のそれからすれば、取るに足らないことではあるが。 1585(天正13)年、秀吉の甥である秀次がお城を築いたことから創じまる、と、いくつかの紹介文にある。実際にはそれ以前…

おんか かか りさんまい そわか

近江八幡というのは歴史のうえでは意外に浅い。もっとも、人の歴史など琵琶湖のそれからすれば、取るに足らないことではあるが。 1585(天正13)年、秀吉の甥である秀次がお城を築いたことから創じまる、と、いくつかの紹介文にある。実際にはそれ以前…

六花〜2009年〜春号

岡田さんより届いた。拙HPは改編中で、ご迷惑をおかけしている。もう、しばらく、ご猶予を。 六花・2009年・春〜第30号 六花(りっか)とは、雪の結晶をもって、そう著わしているものであるが、只今は、花香が六つといわず、百花のごとく、繚(まと…

六花〜2009年〜春号

岡田さんより届いた。拙HPは改編中で、ご迷惑をおかけしている。もう、しばらく、ご猶予を。 六花・2009年・春〜第30号 六花(りっか)とは、雪の結晶をもって、そう著わしているものであるが、只今は、花香が六つといわず、百花のごとく、繚(まと…

放浪記(HOW?ROW?QUE.)

『放浪記』は、林芙美子さんの代表作と謂われる。わたくしは読んでいないので、この際にと思い、書店で求めてきた。直江津の継続団子である。こちらは、次に伺った時にでもと思っている。 新潮文庫版で500ページを超えている。その中間点近くに、団子の件…

放浪記(HOW?ROW?QUE.)

『放浪記』は、林芙美子さんの代表作と謂われる。わたくしは読んでいないので、この際にと思い、書店で求めてきた。直江津の継続団子である。こちらは、次に伺った時にでもと思っている。 新潮文庫版で500ページを超えている。その中間点近くに、団子の件…

瀛津島

琵琶湖というのは今から400万年前に現れて、存続している世界でも数少ない「古代湖」だそうである。バイカル湖、カスピ海などがそうで、通常の湖というのは10万年程度の短命でしかないらしい。 琵琶湖においての10万年前は只今の姿とほぼ同形であった…

瀛津島

琵琶湖というのは今から400万年前に現れて、存続している世界でも数少ない「古代湖」だそうである。バイカル湖、カスピ海などがそうで、通常の湖というのは10万年程度の短命でしかないらしい。 琵琶湖においての10万年前は只今の姿とほぼ同形であった…