厳しい夏
昨日、所用で朝出かけ、済まして、午過ぎに最寄の駅に戻ると、なんだか〓中が熱(ほて)り、歩が進まなかった。どうやら軽い熱中症のようである。近くの大型スーパーに飛び込んで、そこにあるカフェで3時間ほど呆けッとしていた。30分ほどは寝ていたらしい、気がつくと、空いていたはずの周囲の席がほとんど埋まっていた。適度な冷気と無料の冷えた水そして比較的座り心地の良い椅子のお蔭で体温が下がった想いがする。
いったい、いつまで、この暑さは続くのだろうか。
その日も残暑の厳しかったことを良く憶えている。400年前(1610年)の今日、駿府で斃れた大具志頭王子尚宏(第二尚氏7代琉球王・尚寧の弟)の御墓を訪ねた。最近もいくつかネットニュースに記事を見つけ、時と風雨に晒された御墓の改修を行なうという。
わたくしが訪れた際も瑞々しいお花があって、その2週間前に訪ねた青山霊園にある琉球処分官松田道之のそれと対照的であったのが印象的である。
供えられていらしたのは、おそらく静岡県在住の県人会の方なのであろう、彼らが中心となって御墓を守っていらっしゃる。
ウフ(大)ヤマト(幕府)はヤマト(薩摩)を動かして琉球支配をもくろんだ、そして、米国が日本を使って沖縄支配を続ける。
王子は何を想うのであろうか。
⇒ 清見寺サイトによる紹介(王子の墓をクリック)
拙ブロ、
琉球留記・附留?〜興津・清見寺(おきつ・せいけんじ)/07年9月30日付
琉球留記・附留?〜青山霊園にて(琉球処分官と謂われる松田道之)/07年10月14日付