2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

越後酒

数年間まともに日本酒と向き合っていない。拙ブロふなべた(05年1月28日付)で新潟にふれていた。そして、その際に日本酒と向き合ったのが最後かもしれない。もちろん、それ以外にも口にしたことはあるが、「まとも」ではない。 新潟駅前にとった宿の部…

継続は厭なり〜海辺の継続考

海辺の人が、何て厭な名前をつけるんでしょう、継続だんごだなんて・・・・・・。(以上、林芙美子さん著『放浪記』新潮文庫より) 彼女には年譜というものは存在しない。したがって、追うことは仲々(※)むずかしい。 芙美子さんの生まれは北九州市門司区と…

越後へ、新潟市へ

新潟市についてはあまり記した憶えがない。拙ブロの検索機能を使ってみたが、やはり「ない」。9月30日〜10月1日は所用もあり越後・新潟にうかがった。 新潟市はわたくしの中では素的な街のひとつである。好き(素的)な基準のひとつに川があり、街の真…

大坂橋

天満天神さんをあとにして、いよいよ川筋に向かう。あとで知ったのだが、天神橋筋商店街というのは日本一長い商店街ともいわれ、帰りはJR大阪環状線「天満駅」で降り、ふと見るとそこも天神橋商店街(四番街)であったことを憶えているので、やはり、長い…

tenn_jin(大阪天満宮・のぞ記〜その3)

うっかりしていたが、天神祭は6月のまだ梅雨の明けない頃から始まっていた。どうも、あてにならない気象庁のような情報で申し訳ないΩ 天神祭はやはり西のご祭礼という印象がある。江戸のほうは少し気が逸(はや)くて5月にはもう祭っている。それにはもち…

Twister(Twitter風〜その割りに長いが)

「おたくの履歴書」という情報を作日知って覘いていたのだけれども、今となってはもうオタクというのは限定的な属性ではなく、かなりフツーの塊りになっているのではないかと、拙いブログを書いているのも、そういうことではないのかと、こじつけて、あてに…

白太夫様(大阪天満宮・のぞ記〜その2)

白太夫(しらたゆう/しらだゆう/しらたいふ)というのは菅原道真公の誕生に深く関わった人物だそうで、伊勢神宮宮司である。菅原家には世継ぎが仲々できなかったようで、すがる想いで太夫のご祈祷を受けたのであろうか、たちまち阿呼(あこ)が生まれた。…

気象業務法

気象庁がウェザーニューズに一言付けた。 「庁と異なる予報をしてはならぬ」 このことがよく分からなくて、只今、標題の中身を眺めている。 例えばTVや新聞の予報はどこに責任の所在があるのかも分からない。気象予報士の方が予報しているのであろうか、そ…

白餡太夫

本日は白太夫についてと思っていたが、まだ、できていない。白紙ではないけれども、奥が深いため、途惑っている。道真公の左遷事情については天満天神さんで学んだつもりであったが、やはり脳が薄い。まったくもって、菅公とかけ離れた位置にわたくしはゐる…

ガラス様(大阪天満宮・のぞ記)

以前といってもおそらく20年ほど前、ある倉敷の工房でずいぶん迷ったけれども買い求めてきたガラスが”あった”。用は一輪挿しであるようだったが、何も挿さずに飾っておいた。全体が深く濁り、しかも鮮やかな青色で発泡が細かく注(さ)した様が暗い室内(…

大阪天満宮

「犬も歩けば棒にあたる」とは『何事も順調に進むものではない』の譬えから転じて、『何事も挑(やっ)てみなければ進まない』となったらしい。いつの間にかネガティブ⇒ポジティブに変わっている。わたくしなど古いうえに堕落しない人間は前者のことしか知ら…

大阪・川歩き

所用の帰り、本町から宿(梅田)まで歩こうと思った。なに、たいした距離ではない。例えば東京駅から水天宮。那覇であればリウボウで涼んで、国際通りを歩き、途中公設市場を冷やかして、牧志の宿に戻っても2キロ弱。米沢の皆さんであれば、駅から上杉神社…

北国游

9月最終日の朝、上野を発って、新潟へ。新発田(しばた)という町の土を初めて足でもって踏んだ。JR白新線「西新発田」駅で降り、所用を済ませた。そのまま、新発田駅まで。建前的なモノの考えなのかもしれないが、その町の名を冠する駅をみておきたかっ…