2010-01-01から1年間の記事一覧

風采

人間ドックの日程がいろいろ調整した結果、来月5日に決まった。前回と同じでもある。この時分の温泉街というのも中途半端な時期で、湯治客も少なく、といって、まだ正月ボケの地元の方もあまり活発でなく、業務関係も含めてすべてが緩慢な流れにあって、ま…

3D画面を視た

所用で所沢に出かけたが、約束の時間を間違えていたことに改札を出てから気がつき、どうしようかと迷ったが、少し、街でも歩こうと、途中デパートやショッピングセンターを覘いてみた。ある家電店に標題のTV画像が実際に体験できるよう、それ用のメガネが…

味ゃな呑み屋

町田での所用を終えたのち、お相手と呑んだ。変なお店で、ビルの地階にあって、自動ドアを潜ると、右と左に分かれている。右側に店員さんがいらしたので尋ねると、右と左ではお店が違うと言う。「どっちがイイの?」と、(私はコッチの人間だから)「コッチ…

お焼こ

今年もヤーコンが届いている。天候不順などもあり、昨年に較べると、細め・小ぶりではあると聞いていたが、存外立派な身形(みなり)をしている。20芋ほどを剥(む)いて、擂(す)りおろした。途中、エキス(擂り汁)を舐めてみると、^甘^ 20センチ径の…

少し忙しない。が、忙しいわけではない。いろいろと留めている事がらもあるのだが、そっちに向いていない。だから、ほかのことに眼を注(お)としている。所用でうかがった風景である。時節を思えば当たり前であるが常緑を除くと、皆、赤黄茶けていて、落ち…

EYE_CONTACT、ASHI_CONTACT

街へ出ると、想わぬことに出遭い、そして、教えられる。(1) もう、二ヶ月も前、9月末のことである。まだ、暑かったとも記憶している。小径を歩いていると、向こうから自転車に乗ろうとする小学生の女児がわたくしの方に車ごと突っ込んでくる、顔は隣りを…

閑話落第

今朝、ネットでTVのデジタル化を促すため「砂嵐」画像を一瞬流すというニュースを報じていた。告知、啓蒙を図るためらしいが、傍目(わたくし)には今話題の「暴力」行為、いえ、脅迫行為のようにも思われる。 「早く、新しいテレビ買わないと、みえなくし…

「風祭」再読考(2)〜聖イサアク

今夜は、ほぼフィクションである。 「風祭」(八木義紱氏)には他に4作が収められていて連作といっても良いだろうか、時代は前後するものの、ある一人の男を中心とした語り綴りである。 風祭は亡き父、「霧笛」はM市時代の父、「津軽の雪」は母、「鳥」「…

「風祭」再読考(1)〜H駅とK駅

麓で「風祭」(八木義紱氏)を取り出し、読み返した。なぜ、その頃、読もうと思ったのか、その一端が分かったような気がする。30数年経て、少し違った想いで読むことができた。初出は75年6月〜文藝、河出書房新社初版は翌8月、手許にあるのは三版翌々…

この下に高田あり

以前から直江津には何度か伺っているが、その隣町である高田はなかったので、今回、ここを逗留の場とした。直江津と高田の二都は1971(昭和46)年に合併している。当時、高田市の方が街の規模は大きくて、人口は7万5千人、直江津市を合わせて12万…

非日常浴

信州の山々から日本海に沿い、翌日は信越界(さかい)の山峠を経て、飯山・中野、いわゆる北信を訪ねた。これまでも何度かあるが、もちろん初めて伺う場所もいくつかある。飯山では新幹線の工事が進んでいて、今ある可愛らしい駅ではなく、少し長野寄りに移…

ブルーのカーネルさん

今、主に使っているパソコンは数年前に求めたXPバージョンのノートである。放っておいて、拗ねられた時期もあるが、今では、生命線となっている。ところが、この一週間で二度、全面が青尽くめのカーネルさんが現れた。 KERNEL_STACK_INPAG…

蕪を揚げる

二日前に蕪(かぶ)を揚げてみた。千枚漬けで有名な聖護院(しょうごいん)蕪であるが、テンプラという食べ方(料理法)を初めて知って、(産地である)麓で試しに拵(こしら)えたところ、旨(お)いしく、今回が二度目の挑戦である。 薄力粉に片栗粉を雑(…

いか&だいこん

急に寒くなったので「イカと大根の煮物」をこしらえてみた。麓から届いた大根をことことと、ほこほこと柔らかくして、別にとっておいたコンブ出汁とあわせて、さらに、ホクホクと、少し時間をかけて、鍋蓋を揺らした。その湯っ気だけでも十分暖かくなる。ただ…

快川紹喜、夢窓国師(恵林寺・観庭)

恵林(えりん)寺を初めて訪ねた(13日)。ずいぶんと前、塩山(えんざん)温泉に泊ったことがあるが、その際はまったく心になかった。きっかけは妙心寺にある。(拙ブロ:妙心寺?心妙?記09年12月10日付) 武田の菩提處として護持され、それらがもと…

兄川・弟川

山麓から、これまた少し足を延ばした。とはいえ、周りはすべて山という鏡遇に変わりはない。 標題の兄川と弟川にぶつかった。あとで検めると、源流が異なっていて、いわば、異母兄弟ということになる。ただ、地図上には顕われない〓流が奥秩父の山の底で合わ…

ra-dish ?with? turn-ip & c_herry c_rackers そして net,sujo(passion)  

麓からの贈りものである。 みづらいと思うが、J−ラディッシュの左脇に定規が置いてあって、大根はそれ(尺)を超えるほど(35センチ余り)あり、蕪(かぶら)の直径は10センチを上回っているだろうか。[まだ調理していない]※葉っぱは茹でて、冷凍した…

秋葉(紅黄緑葉)

月初に麓へ。たちまち風邪を誘(いざな)い、週半ばに小康したが、再訪を許してしまった。ただ、その間隙を縫って、其の麓から少し遠くにある山まで紅葉を眺めにうかがった。 途中、木崎湖畔にあるお知り合いを訪ねた。もう30年も前に八方(白馬)でアルバ…

風の祭

昨日は所用で町田に出かけることになった。せっかくなので、文学館に寄ってみた。同市所縁の作家たちがいらっしゃるそうで、その中に八木義徳氏の名を見つけた。いつだったか、もう30年も前に求めた記憶があり、ずいぶん読むのに苦労した「風祭(かざまつ…

回転学部スポーツ学科

飽きもせず、勉強をしている。3回目はスポーツ学科である。 陸上トラックというのは左回りと決まっている。なぜかについて、端的な説明をまず引用したい。(財)横浜市体育協会のサイトによる。《競馬場には、右・左回り両方のコースがあります。例えば、府中…

回転学部メリーゴーランド学科

メリーゴーランド(カルーセル)については、然(さ)るお方から教わり、(その方を信じていないわけではないが)検めてみると、おおむね、そのとおりのようである。(ただし、すべてを実際に出かけ、見たり、乗っているわけではないので、その点はご容赦をΩ…

回転学部すし学科

「町へ出よう」のついでに駅前にある回転すし屋さんを(外から)覘いてみた。右回転(時計回り)である。ただ、周辺に一軒しかなく、これでは判断しようがない。メーカーのサイトを覘いたが回転方向までは紹介されていない。どうも右も左も可能らしい。これ…

パソを捨てよ書を読もう

標題はもちろん、寺山修司氏の「書を捨てよ町へ出よう」のありがちなトレイス(trace)〜パクリである。ここのところパソコンに向かう時間が長く、自問自答していたが、加えてマウスのご機嫌も悪いので、この際、(しばらく)一切絶とうと思いたった。…

ばり、あるいは、ばら、あるいはハレ

幕の内弁当のご飯は俵型であることが多いように思う。たいていは底でつながっていることはすでに記した。鯛焼きやたこ焼きは逆で底は独立しているけれども、表面はつながっている。型のイッコイッコごと丁寧に粉と具を(はみ出さないように)落としている職…

私の時間を奪わないで欲しい

強烈な言葉である。 ニュースサイトによっては、そう報せていない場合もあるので、そのように仰言ったかどうかは分からないが、もし、お報せのとおりだとしたら、この「私」には、ご家族の方なども含まれているのだろうと思っている。 ただ、私とわたくしの…