回転学部メリーゴーランド学科

 メリーゴーランド(カルーセル)については、然(さ)るお方から教わり、(その方を信じていないわけではないが)検めてみると、おおむね、そのとおりのようである。(ただし、すべてを実際に出かけ、見たり、乗っているわけではないので、その点はご容赦をΩ)

 回転木馬(メリーゴーランド)の回転方向は、

 ○ヨーロッパ製は右回り、アメリカ製は左(反時計)回り。

 ・欧州回転(例)としまえん(カルーセル・エルドラド⇒ドイツ製)、ハウステンボス

 ・米国回転(例)TDL:キャッスルカルーセル、TDS:キャラバンカルーセルコペンハーゲンチボリ公園は何故だか左である(アメ馬か)

 [清里・萌木の村のカルーセル・オブ・ドリームはアメ馬(左回り)]

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 「ウオーキングの町 坂町」というサイトに『暮らしのなかの左右学』を著した小沢康甫さんが紹介されている。同著を拝読していないのであるが、この中でメリーゴーランドの左右学についてふれられている。(不思議探検、右と左の謎に迫る…積極人間の集い第1332回

 要約すると、国産メリーゴーランドの8割が右、輸入品は左とあるが、国産がどの程度あるのかは別として、その理由は自転車と同じでメリーゴーランドの左側から乗り込む方が易しい(慣れている)からという。前回の回転すしと同じ右利き説で、やはり左利きには不利であるし、では外国産はどうして左かの説明に窮してしまう。左回りは陸上トラックと同じで安心感があると説明されているが、それでは国産に多い右回りのメリーゴーランドにはそれ(安心感)がないということにもなってしまう。

 ケチをつけているつもりはないが、左右学というのは永遠のテーマであり、決して答えはひとつではないはず、そして、上記、メリーゴーランドの欧州(右)・米国(左)説もその理由は分からないのである。 

 まだ(永遠に)中途であるが、以下のようなモノの回り方が気になっている。( )内は一応、そうかなぁ〜という仮の回り方を示している。

○回転すし(すし学科で勉強中)
○メリーゴーランド(本学科で)※他にイッツ ア スモールワールド(左?)など
○フィギアスケート、陸上トラック(左)、スピードスケート(左)、ベースボール(左)、競輪、競艇、競馬、サーキット、流れる(流水)プール・・・以上、スポーツ学科
○パリ20区(右)、東京23区(右)、NYC5区、廻遊式庭園(右?)、龍安寺方丈石庭などの渦巻き(掃いた跡)、自動車教習所、TDRリゾートライン(左)、(飛行場の)カルーセル(左?)・・・以上、都市・建築学
○工場の流れ作業、レコード盤(右)、CD・DVD、回転ドア・・・以上、工業学科
○ぜんまい、わらび、こごみ・・・以上、生物学科

    (〓6meso)

 (いらっしゃらないと思うけれども)当学(左右学問處)にご入学、ご編入をという方はご一報を。回転学部のほか、通行学部もあります。(ご案内:拙ブロですが)

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江戸時代の歩行者は左側通行だった?(10年4月20日付)