いか&だいこん

 急に寒くなったので「イカと大根の煮物」をこしらえてみた。麓から届いた大根をことことと、ほこほこと柔らかくして、別にとっておいたコンブ出汁とあわせて、さらに、ホクホクと、少し時間をかけて、鍋蓋を揺らした。その湯っ気だけでも十分暖かくなる。ただ、昆布だけでは味が心許無いこととダイコンだけでもねぇという贅沢心から保存してあった市販の「イカ煮」の缶詰を開け、放りこんでみた。
 この4月にうかがった福島の呑み屋さん(拙ブロ:屈(こご)み;10年6月18日付)で頂戴したのは「いかにんじん」であったけれども、同じ調子でもって「いかだいこん」と称してよいのだろうか、少し違う気もする。

[仮称:いかだいこん]

いかだいこん2

 おでんはというとダイコン、海鮮(魚介類)はと問われたらイカと答えるわたくしであるから、このアヴェックは大歓迎である。ボナペティます。