北国游

 9月最終日の朝、上野を発って、新潟へ。新発田(しばた)という町の土を初めて足でもって踏んだ。JR白新線西新発田」駅で降り、所用を済ませた。そのまま、新発田駅まで。建前的なモノの考えなのかもしれないが、その町の名を冠する駅をみておきたかった。距離的にはほぼ同じであるし、どうせ、今夜は宿で寝るだけである(新潟市内)。歩いても大したことないだろうと。幸いというのか、所用先の方が「でわ」送りましょうと仰言られるので、甘えた。途中、信号待ちで、「ここが唯一の名所ですかねぇ」と言われて、「折角なので、寄ってみます」と、そこで降ろしていただいた。
 そのことは、引き続き、記したい。
 只今(1日夜〜)は山麓でもたもたしている。炬燵にあたりながらポケッである。「でわ」