放浪記(HOW?ROW?QUE.)

 『放浪記』は、林芙美子さんの代表作と謂われる。わたくしは読んでいないので、この際にと思い、書店で求めてきた。直江津の継続団子である。こちらは、次に伺った時にでもと思っている。
 新潮文庫版で500ページを超えている。その中間点近くに、団子の件はあった。「軒の出っぱった煤けた街」というのが眼に沁みた。わたくしが列車までの幾分を過ごした呑み屋さんをもつホテルのライバルが主人公の泊まった「いかや」である。団子の段を引用する。
 「この団子の名前は何と言うんですか?」
 「ヘエ継続だんごです。」
 「継続だんご・・・・・・団子が続いているからですか?」
 海辺の人が、何て厭な名前をつけるんでしょう、継続だんごだなんて・・・・・・。(以上、新潮文庫より)
 前後をもう少し読まないと、継続のどこが厭なのかは分からないが、想像はつく。

 《芙美子は長い夜汽車に乗って、又カフエーに逆戻り。》

 もちろん、偶然であるが、森光子さんが芸術座での初演から48年、本日、2,000回を数えるそうだ。(帝国劇場サイト

[わたくしの彷徨記]※岡山〜若狭・敦賀春日山〜ふにゃら〜らぁら

 もう、営業時間外であったけれども、以前、何度か頂いたことのある塩尻駅の立式おそば屋さん(のメニュー)。決して、安くはないが、ビミ。

塩尻の立ちそば画像0202