(バーチャル親書)エスカレーター、香港、大阪は右、東京、シンガポールは左、世界の趨勢はいかに?

 夏休みの宿題を終えていなくて、慌てている小僧のような心境である。コメ&トラをいただき(多謝)、おかげでエスカレーターの右左について世界的見地での情報をたくさん知った。東京の「左」は新嘉坡とともに世界的には少数派らしく、オーチス社(エレベーターの世界的メーカー)では右側推奨ということまで教わった。 ⇒ エスカレーター、香港、大阪は右、東京、シンガポールは左、世界の趨勢はいかに?(南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」)※旧来よりの朋である

 わたくしも呆けているわけではなく、地味ではあるが思考中である。先日、川崎駅のそれに載っている際に左(川崎はそう)に立っていて、並走する下りエスカレーターの方(かた)と少しだけであるが離れて行き違うことができる一方、大阪のように右立ちであれば昇降同士で「どうでっか〜ぼちぼちでんな」とお互い声をかけることのできる距離にあると気づいた。もちろん、この場合、上下(昇降)各1本設置されていること、また昇が下方から見て左側に配置されていることが成立条件であるが、ひとつヒントを得たと一人納得して、帰途についた。ただし、昇降並列式のエスカレーターのどちら(昇降)が右なのか左なのか、この数日間を辿ると、原則がないと記憶している。川崎駅は下から見て昇が左、降が右、伊藤さんちのスーパー某店では基本的には川崎と同じであったが、構造的な理由もあるのであろうか一部その逆もあった。アテにならない記憶に頼らず、近々何ヶ所か確認に出かけようと思っている。

 江戸期の歩行原則については進展していない。

 本気でその時代にスリップしてみようかとも想っている。

 左大臣と右大臣、左京と右京、左近と右近、左翼と右翼(議事場)、上手(かみて)と下手(しもて)、左岸と右岸、左党と右党、そして右はRIGHT・・・・、ここまで思いを馳せると限(きり)がない。
 そもそも右と左とは?ということに想いが行き着いてしまう。あてら/左(沢)〜あちら(南)/彼方VSかてら/右(沢)〜こちら(北)/此方という説も知った。

 ウッカリしていて、宿題がふえてしまった。

[図説 E線上の・・・]

どうでっか、ぼちぼちでんな

参考:拙ブロ
エスカレーターそして地下鉄(09年4月19日付)
江戸時代の歩行者は左側通行だった?(09年4月20日付)
移動中(09年4月23日付)