メッシ放光

 のっけからなんであるが、お寺に関するクイズである。

寺検1・・・お寺の数はいかほどか?
寺検2・・・神社より多い↑、少ない↓
寺検3・・・信者の数は1億人↑(以上)、1億人↓(未満)

 ま、答えがお分かりになれば、コメントでもお寄せください。もちろん、お分かりにならない場合も。こっそりお教えいたします。

 FIFA Club World CupのサードORフォースプレイスとファイナルを観てしまったものだから、生来のボケに時差ボケが加わり、平時より遅くまで起きて(呑んで)いるこの頃である。徒(いたづら)心で時折副音声で聴いて?観た?が、やはり英語はフトボルにそぐわない。だいいち、ファイナルはバルセロナ(スペイン)とエストゥディアンテス(アルゼンチン)なのだから、スペイン語で良いのではないか、その方がずっとそれらしい。日本国内あるいは世界におけるTVの鑑賞人口とフトボルゲームTV鑑賞人口の差異に少しでも心を留めておけば、分かることである。
 世界のフトボルプレイヤーは約2億7千万人とFIFAは発表している(FIFA Big Count 2006: 270 million people active in football)。
 大陸(地域)別ではアジア(AFC)、ヨーロッパ(UEFA)、アフリカ(CAF)、北中米カリブ海(CONCACAF)、南米(CONMEBOL)、オセアニア(OFC)の順であるが、おそらくであるが、スペイン語圏が多いのではないかと想像できる。上記はプレイヤーの数であるが、観戦者(サポーター)も同等と考えても差し支えはないであろう。だから、スペイン語せめてポルトガル語での副音声があれば、消音せずに、もっと楽しめた。

 エストゥディアンテスのホームタウンであるラ・プラタはたいへん懐かしい。といっても訪ねたことはない。全て、地理という教科書の中である。必ず、この地名は試験の何処か彼処に顔を出していて、要注意度はメッシ選手以上だったかもしれない。

 もう一問。2007年センター試験地理Bに四つ(アジア、アフリカ、南アメリカ、ヨーロッパ)の高度(標高)別面積比率を示す棒グラフがあって、そのうちアフリカはどれかということらしい。このサイトの持ち主がどなたか分からない。引用させていただく。

【問1】
 次の図は、4大陸の高度別面積の割合を示す。?〜?は、アジア、アフリカ、南アメリカ、ヨーロッパのいずれかである。アフリカはどれか。なお、アジアとヨーロッパの境界はウラル山脈とする。

次の図

 あ、お答えはコメントにでもお寄せください。分からない場合は内緒でお教えいたします。


 フトボルと拘っているが、そうではないと、メッシ選手のゴールを観て、改めてそう想った。?サッカー?においては「神の手」以外の手を使うことは許されないが、それ以外の部位は使用可能である(GKは全てOK)。閉じかかっているまぶたを何度もこすりながら起きていたご褒美である。

 ラ・プラタそしてアルゼンチンというのは「銀」という意味に由来しているらしい。少し調べてみた。1930年に開催された第1回ワールドカップで?銀?、以降振るわないが、78年に自国開催でマラドーナは出場ならないものの金(優勝)。その後金と銀を一度づつ。意外といっては失礼であるが、知名度の割りに成績は勝(すぐ)れない。これまで18回行なわれたうち?銀?はアルゼンチンのほかチェコスロバキアハンガリー、ブラジル、イタリア、オランダが2度づつ、ドイツは4回ともっとも多い。(西ドイツの時代を含む)優勝はというと、ブラジル5回、イタリア4回(イタリア王国時代を含む)、ドイツ3回(全て西ドイツ時代)、そして、アルゼンチンの2回である(ほかにウルグアイ2回、イングランド、フランス各1回)。過去、南米9回、欧州9回という優勝国数である。第7回(1962年 )ブラジル以来、南米⇒欧州という繰り返しが6回(2006年まで)続いており、10年は南米の順番である。過去9回あった欧州対南米の決勝戦は、南米の7勝2敗である。また、残りの9回は同大陸の国同士で戦ったが、南米対南米は2度だけである。(第1回/1930年/○ウルグアイ×アルゼンチンと第4回/1950年/○ウルグアイ×ブラジル)

 2010年はどうなるのか。順番は「南米」、そして、南米対南米の決勝戦の確率は低く、欧州対南米と考えると、南米の勝率が高い。独自(?)の五色幕確率によると、欧州はフランス、スロヴェニアセルビア、オランダ、ポルトガル、スペインが、南米はアルゼンチン、パラグアイ、ブラジル、チリが決勝トーナメントに残ると申している。五色幕様はまるっきり中(あ)てにはならないことであるが、間違いなく、メッシ選手がバルサカンテラから世界のフトボルを照らすカンテラになると皆がワクワクしている。