梅田・朝ぼら記〜はがみさん

　１７日朝の続きである。綱敷天神社に伺った端初になっている。隣がユニクロで、何人かの方が開店を今かと待っている。皆さん自転車に跨っており、近くからのご来店かと思われる。すでに１０時は過ぎていたのであるが、同店は１１時開店らしい。近くにもう開いているお店（ユニクロ）もあるのにとも思ったが、何か特別なのだろうか、あるいは、自転車を駐めることができるのが良いのだろうか。（・・・朝の散歩といっても、まあ、この程度のアサである）
　歯神社が公式の名であるようだが、キタの方は「はがみさん」と云われている。６月４日（虫歯予防の日）には例祭（歯ブラシ感謝祭）も行なわれるそうだ。こじんまりとしながらも存在感があって、訪ねて良かったと、それ以来、歯の痛みはないようでもある。（ありがとうございます）

［歯神社］

　　

　このお社にはお牛様はいらっしゃらないが、お石様が坐っている。同社のサイトに詳しいが、従前はこの社と歯に関係はなく、大川（旧淀川）の堤の決壊を（歯）止めたというのが由来で、撫で石↓もその名残りであるという。もともと宇賀御魂神（ウカノミタマノカミ）〜お稲荷様が祀られている。倉稲魂命とも記して、農りの神でもある。その仰ぎを含めて、地元（キタ）の方は今でもハガミサンと親しくしている。人の住まない街の真ん中に在る。では、誰が護っているのかという野暮なことは考えない。

　可愛らしいお社に出逢った想いである。

［撫で石］

　次はお旅社に向かう。