ばら売り・ばら買い

 昨日、標題についてふれたが、フルタさん、カバヤさん、チロルさん、マツナガさんがそうであるということではない。(念のため)
 わたくしにも少年期があって、当時の駄菓子屋さんが「ばら売買」であったということである。1ケ50銭というのもあって、当然ながら、「銭」という単位はわたくしの時代にはなかったから、最低購入単位は2ケであった。例えば、ポッキー1ケ50銭と考えて頂ければ良い。1ケの購入は不可なのでフツーのポッキーとイチゴ味のを各1ケ買うということをしていた。(たとえが悪過ぎる、だいいち、ポッキーはなかった)
 現在、1円(あるいは50銭×2ケ)で手に入る駄菓子はおそらく無いのであろう。(あったら教えてほしい)ただし、10円ならありそうである。そもそも、駄菓子の定義とはと思い、フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』を当たってみた。

《駄菓子(だがし)とは、子供の持つ小銭程度で買える菓子のことである。》(駄菓子の項を参照

 上記の「小銭」の程度が世代によって異なるとしても、いつまでも経っても駄菓子は駄菓子である。もう、子供ではない今のわたくしにとっては100均がそれに当たるのであろうか。先月、所用の際に寄ったことは書いた。(値百金)実は、その後も行っており、ニケ105円の袋入り即席ラーメンをついつい。水戸の「麺のスナオシ」である。ソース焼きそばに引き続き、購入した。そして、双方ともに食した。 「旨」
 ばら買いしたいと思うモノは、一にタバコであろうか。他で申せば鉛筆などはばら買い可能なモノである。雑誌、新聞、書籍などのばら買いは不可か、そのかわり、立ち(ばら)読みしているヒトが多い。(購入検討の際の、チョッと見以外、わたくしはしないが)音楽の配信はほとんどバラであろう。LP(レコード)とかアルバムという概念はもうピンとこない。これから、その時季になるが「おでん」、これもばら売りか?焼き鳥、串かつ、団子、これらの串モノも基本的には「ばら」可、ただし、串に刺さっている1ケだけというのは不可なのであろうか。(それを許したら、そもそも串に刺す必要がなくなるけれど)

[ばらタバコ]※今はどうなのか、海外にはあったバラ売り・買い、そのうち、日本にも現われるでしょう。

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 量り売り(買い)、シェアリング(クルマやお部屋など)も「ばら」のお友達である。いずれもエコの気配が漂ってくる。わたくし的には量りはお酒、シェアリングはドミトリーか。真面目に記せば、バスや電車も「バラ」の親戚である。

 人間のばら売り・買いも横行している。HAKENもそのひとつであろうか。横行と記したが、駄菓子などの「ばら」と同様に巧く機能していれば、と思う。猫の手を借りたい時には己をバラして、アッチとコッチに行かせたい場合もある。

 本日はとりとめなく、バラで拙いままで終わることにする。この件については引き続き、いずれ。