墨田川と橋

 隅田川には何筋の橋が架かっているのだろうか、と、ふと思ったのは、拙ブロ(サンクトペテルブルク07年5月21日付)の際である。したがって、この文章の書き始めはかなり古く、今頃になって、復活を試みた。そのきっかけはというと、昨日、浅草駒形橋近くで呑んでいたことにある。
 2年前に「東京の橋景色」というサイトをみつけていた。信用していないわけではないけれど、確認のために下の画像をプリントアウトして、電子地図と照らしてもいた。上記サイトの[隅田川に架かる橋](隅田川の橋と形)の図が解りやすく、楽しい。同ページ(画像)には「道路橋」のほか鉄(道)橋も示されている。
 そのようにして、隅田川を上る気分にも浸っていた。同川は浜離宮と勝どき・豊海の間が口(くち)で、直ぐに築地市場が西手(右岸)に接している。『なお、上記に掲載して以降、上流部にある新田橋の下流側に「新豊橋」が、そして千住大橋下流側に「千住汐入大橋」が新たに完成し、今は27橋となっています。』と同サイトにもあるように、プリント画像を数えてみると確かに25橋(鉄橋を除く)である。鮭のつもりになって遡上すると、その千住大橋を上り、京成線の鉄橋から200メートルほど上流に不可解な物体があって、同年晦月に確かめに伺ったこともある。(サンセットストリート”千住緑町”07年12月9日付)顛末は←前拙ブロでご確認願いたいが橋ではなく水道管であることが判明した。ちなみに姿は見えないが、京成と管の間にはメトロ千代田線が潜っている。

[金時と酢橘

金時&スダチ

 うれしい贈り物を頂いた。本日は南越谷の阿波踊りであるが、その阿波国から届いた。前者にはご丁寧にもレシピが添えられていて、近々、焼餅を拵えてみようと思う。後者は浸漬(しんせき)酒とした。一部を半分に割っており、早めにエキスを染み込ませて呑もうという厭らしさが染み出ている。

[氷砂糖を少な目に]※浸漬が遅れるかもしれないが。

スダチ侵漬酒


 ありがとう


[駒形橋からアサヒ]

駒形橋からアサヒ

 ここからの夕陽はきれいである。まもなく、東京スカイツリーが情景に加わる。

[カオサン、アサクサ、トーキョー、ジャパン]

カオサンゲストハウス雷門

 浅草は東京観光の華でもある。駒形橋下で呆けていると、橋上には多くの外国人の方がバックパックで軽快に、あるいは重い荷物に難儀しながら行き来していらした。

[ずぶ濡れ風、貧相なポッポ]

痩せポッポ駒形橋

 これ以上近づくと、撮ることができないのであるが、鳩の黒化を目の当たりにした。食餌環境に恵まれていないのか貧相なポッポ君で、しばらく、わたくし同様、呆けていたが、東京見物の家族連れが川面に降りてくると、忽ちに橋方向へと逃げていった。

 わたくしはというと、お店の暖簾が揚がる時間を見計らって、

 とにかく、昨夜は呑んだのである。