エスカレーターそして地下鉄

 岡田屋さんのエスカレーターが世界一短いかどうか、?まだ?調べているが、さっぱり判らない。おそらく、そうなのであろうと諦めた。では、最長はというと、?日に日に?変わっているのかもしれない、アトランタ、ホンコン、ウメダとさまざまな説がサイトに挙げられている。ドバイタワーやスカイツリーではないが長いとか高いというのはこれからも更新されていく可能性もあろうが、短い、低いはどうなのであろうか。あまり実用性がないと思われるから、岡田屋さん?の?が抜き去られることはないと予想している。
 もうこのことは考えないことにしたいが、では、二番目に短いのは何処にあるのかが気になってくる。(考えすぎて夢でも見たのだろうか、川崎駅付近を歩いていて、その二番目を下った記憶がある・・・)

 地下鉄はロンドン(チューブ)から始まった。二番目はブダペストである。ただし、それ以前にイスタンブールで地下ケーブルカーが敷かれていて、遊園地の乗り物のようで、楽しい。ブダペスト?の?は足元を走っているような感覚で、数歩下るともう改札という、これもおそらく世界一、「浅い」地下鉄であろう。東京でいえば、もっとも古い銀座線は最大深度16メートル、時々使うが浅いなぁ〜といつも感心している。もっとも新しい大江戸線は49メートル、70年間で33メートル深くなった。(大深度地下〜新たな都市づくり空間〜大深度地下の公共的使用に関する特別措置法について国土交通省 都市・地域整備局大都市圏整備課大深度地下利用企画室より:3ページ)
 その分、天に向かって高くなったビルも増えて、近頃では地下を利用するのも仲々たいへんなようである。
 
 エスカレーターに戻す。

 モスクワ地下鉄?の?は速いのが有名で、体感速度はおそらく日本の3倍ぐらいだったか、長縄跳びの輪に入るタイミングを習得しておけば良かったと初めて使った際に後悔した。特に下りが手強いという記憶がある。横浜市営地下鉄も実験的に一部「やや速」を実験していたように思う。

 東は左、西は右という不文律があるけれども、その成立過程は不明のようである。以下については、もう少し研究しなければいけない。
 例えば、同一駅での階段も、ある箇所は右側通行、で、他では左という場面にでくわすことがあるが、その根拠はおそらく(本日は、おそらくが多い)人の流動(乗換え、入出札)による渋滞を避けるうえでの工学に基づいているのであろう。では、エスカレーターはというとそこまで学問が発達していない。だいいち、付いていない駅の方が多い(おそらく)。国土交通省が「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行規則第23条」に基づいて「高低差5m以上かつ1日平均利用者数(乗降客か乗車人員かは不明)5000人以上」の駅についてエス&エレ設置率を公表しており、約7割とある。最近は外国人旅行者(荷物たくさん)や赤子連れ(ベビーカー)の方も多いことから、エレベーター設置が急速に普(ひろ)まっていて、台数までは分からないが、1駅1籠化が進んでいる。(高低差5m以上かつ利用者数5千人以上の駅におけるエレベーター、エスカレーターの設置割合

 順番から申せば、東と西の違いを考える前に全ての駅に付けてくださいとお願いすべきなのかもしれないが、乗り(降り)かかった以上、東西の差をわたくしなりに考えてみた。

 次回にしたい。