二たび参道四天王寺

 まだ、逢坂付近をちょろちょろしている。お饅頭屋さんから通りを渡ると四天王寺があって、その手前に見つけたのが有本珈琲である。店内をこっそりのぞいたのちに通りを戻ってお饅頭側から撮ると↓のようになる。

[有本珈琲]

有本珈琲問屋全景

 地元(大阪)では有名な問屋らしいが、もちろん、わたくしは知らないから、通り過ぎようと、ふと、これから開けようとしているお店の硝子戸に目が留まったのが↓である。

[アルハーMIXコーヒー]1キロ2,500円はなかなかのお値段

アルハー

 と、さらに横の戸が開けられて、中から少し強そうなお父さんが出てきて、思わず腰を引いてしまった。じろっと睨まれて、さらに数歩立ち退く、その眼に内部の様子がちらっと、ご店主が店の奥へと引っ込んでいったのを確認してから、数歩プラスα(アルハー)前に進んで、撮ったのが↓。

[スパゲチ]※下の方はスパケチと読むこともできる

スパゲチ

 見ればスパゲッティである。
 大阪の方(かた)はプラッチ(ッ)クとプラスティックのことをおっしゃられる、それと同じことなのかと、当てずっぽうに思っていたけれども、どうやらそうではないらしい。
 ふたつのサイトに、同じ書をさしているのであろうか、暮らしの手帖社から刊行とある料理本に『スパゲチ』があるとご指摘されている。

コンビーフスパゲチ
ひょうたん番長さんのサイトより

スパゲチミートソース
ぷちぐるさんのサイトより。こちらには『おそうざいふう外国料理』という書名まで紹介されている。

 調べてみると初版は20年以上前という記事(本よみうり堂/書店員のオススメ読書日記)を見つけた。また、オンライン書店BK11976年ともあった、30年以上前になる。ただし、肝腎の同社サイトには現われてこない。
 前書は暮らしの手帖編集部によるが、暮しの手帖ブックス編集部より『パスタ料理』(オンライン書店本やタウンには07年刊とある)という単行本が出ており、こちらの案内を覘いたらスパゲティとこっそり変わっていた。
 
 なんだか、本の紹介ブログになってしまった。まだ、逢坂・四天王寺そして、天王寺阿部野橋駅までの道のりは長い。
 
 次は一心寺に向かう。