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 昨日から12月に入り、なんだか、忙しく感じるけれども、本当は、そうでもない、ただ、忙しいと錯覚しているのであると、勝手に思っている。ただし、街の様子はこの10年間ほどか?早めに装っていて、もう、先月初めぐらいから、クリスマス気分を煽っていて、たまらない(十二月蝿い)。さて、わたくしは、矢切のお風呂(スーパー銭湯)に出かけ、岩盤に寝っ転がり、汚れた体内の毒を在庫一掃してきた(つもり)。お陰で、本日(昨夜)は熟睡でき、ほぼ●(二ケタ)時間、起きることがなかった。
 ここ(銭湯)へは何度か来ているが、その都度、気になっているのが、駅から垣間見ることのできる廟のような、聖堂のような建物(の一部)であり、今回は、駅を降り(ホームは地下にあるので、街へ出るには“上がる”)、しばらく、その方向を眺めながら、帰りに寄ってみようと決め、お風呂へ。
[気になっていた建物の写真]
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 本来であれば、↑(このあたり)に携帯写真を掲載するのであるが、実は、帰りに寄っていないので、ない。すっかり、お風呂になじんだうえに、たまたま、Jリーグの、その時点で首位と最下位の一戦が呑み処のスクリーンに流れていたので、ついつい、最後まで、観てしまった。終わった頃にはもう辺りは暗そうだし、寒そうだし、お風呂・岩盤に入って、もう2時間近く経っているし、冷たいお酒(ビール及び水割り・・・)も入っているので、もう一度、浸かり直していると、外へ出た頃には、そこへ行く気はすっかり失せていた。もちろん、暗くなっているので、それ自体(建物)を遠目に見ることもできないので、目印を失ったことで、生来の方向音痴である、わたくしに、そこへ行けということが無理なことである、そう思って、この計画は見送った。今朝、調べてみた。最初は、さっぱりであったけれど、「矢切 奇妙 建物」から、「矢切 建物」に検索語を変えてみたら、あっさり中った。だいいち、奇妙などというのは、わたくしの思いであって、建物には至極失礼なことでもある。以下は、中ったサイトの画像である、おそらく、これが、わたくしの見た「奇妙」な建物の一部であると思われる。
[栗山浄水場の画像](ご近所の散歩道より)
[コチラはヒヴァ(ウズベキスタン)の]※上と似ている。(「私の外国旅行(何処まで行けるか?今後が楽しみ」より)   
 さらに、同建物が06年の『土木学会選奨土木遺産』に認定されたとあり、今度はソッチのサイトへ移動してみる。社団法人・土木学会が00年より行なっていることで、正式には『土木學會選奨土木遺産』とある。第1回の中に「小樽港北防波堤」というのがあって、拙ブロ「不参」(07年3月22日付)でふれたオランダ人ファン・ヘント技師らと石狩湾新港に携わった日本土木の祖ともいわれる廣井勇氏が中心となって進めた小樽港整備に対しての「ご褒美(推奨)」のようである。さらに、推奨を眺めていくと、「永代橋清洲橋」、あるいはヘントと同じく蘭人技師のデ・レーケが尽力した「木曽川ケレップ水制群」(以上00年)、信濃川の川面に街の灯が映える万代橋(新潟市、02年)、ネオン灯の映える?御堂筋(大阪市、05年)などがあり、そのような(土木的)眼で感じていなかった(わたくしな)ので、次回訪れる際には、ネオンばかり追わないで、少し、そういう眼でもって、見つめてみようかと思う。先拙ブロで書いた『蝦夷と江戸 ケプロン日誌』(1985年;北海道新聞社)は手許にあるけれども、届いた時に、開いたきりである。
 標題のことである。12月1日(121)ということであるが、みているうちに、絶対値2という、ことを思った。もちろん、わたくしに、そのスジの知識があるわけはなく、ただただ、昔、そういうことを、どこかで聞いたなぁという程度のことである。少し、中学から数学が大好きだという他所様のサイトを引用すると、
−4 −3 −2 −1 0 +1 +2 +3 ・・・
の場合、負の数値の絶対値は「0」からの距離が同じである正の数値になる・・・(で、合っている?)とある。したがって、同サイトの方は「数学大好き」で、わたくしは「大嫌い」なので、絶対値的には同じことかしらん、と、数学嫌いは勘違いも甚だしく、やはり、絶対値という概念が分かっていない。ではと、1年のうち、そういう(絶対値に見える)日が何日あるかを数えていた。それが、栗山浄水場を探し当てた、あとの、わたくしの、本日の一切である。
 1月11日(|1|)、12月21日(|22|)、11月11日(|11|)、1月31日(|3|)、11月21日(|12|)、1月21日(|2|)、10月1日(|0|)、11月1日(|1|)、12月11日(|21|)、10月11日(|01|)・・・・まだ、あるのであろうか?あいにく、カレンダーは一枚(12月分)しかなく、確かめようがない、パソのカレンダーで調べることもできるが、そこまでする気もない。12月31日も、そうか。基本的には月数が1で始まり(1・10・11・12月)、日数が1で終わる、それに該当する日ではあるのだろうけれども、気になる方は、それぞれ、お考えください。
 ちなみに十一月十八日は土木の日らしい。残念ながら、絶対値ではない。