月金火

 久々に晴れた秋の夜空をみあげると、1/2MOON(上弦の月)を一夜過ぎていた。気がつくと、9月18日の十五夜那覇首里城の仲秋の宴及び牧志の満月夜会)から、もうひと回りしそうな時節である。いつの間にか、1/2MOON(下弦)→0/2MOON(新月)を経て、再び、今月17日には2/2MOON(満月)を迎えるというわけだ。(この夜も夜会が開かれる)日も暮れた頃(18時過ぎ)には月も南に昇るが、西に目を転じると、宵の明星(金星)がキラキラと輝いている。これから、もっと美しくなろう。そして、地平線に金星が消える頃、東には火星が顔を出す、コンバンワ。今月は火星が地球に接近するそうで、最接近日は10月30日とある。戻って、17日の満月は部分月食が重なる(21時頃)、それから2日後の19日には火星の上にお月様が並ぶそうだ。
 また、15日は仲秋の名月(十五夜=9月18日)のすぐあとの十三夜で、栗名月あるいは豆名月ともいい、これを愛でて、仲秋(こちらは芋名月サトイモの出る頃である)とあわせ、月見の儀式が成立するそうだから、豆を供えて、食べて、呑んで、観ることにしよう。もっとも、この場合の豆はエダマメとあるが、もう、この時期では冷凍物しかないので、那覇で頂いたヂーマーミーをつまみたいと思う。マグネシウムはこっちの方が多く含んでいるので、足攣りにも効果があるだろう。
[拙ブログ05年10月6日付け;原子番号12、元素記号Mg、語源地ギリシャ
http://hisada.blog3.fc2.com/blog-entry-110.html

…などと、呆けたことを書いているうちに、東の空に火星がお目見えした。