カウンターパンチ(横浜中華街、いつものお店にて)

 本日は、二度、「ふと」を実行した。横浜へ所用に出かける際、少し、時間があったので、直接、みなとみらい21へ行くのではなく、どこかを歩いてみようと思いついた。JRを利用していたものだから、では、と、石川町で降りることに決めた。といっても、いきなり、いつのもお店でランチを食べようということではない。元町を覘いてきた。
 ふと〜二度目は所用を終え、さあ、いつものお店へと思った際に、これから歩いて向かっても、もう、氷川丸も閉まっている時間(それが16時ごろ、入船は16時30分まで)だから、と、MM21辺りを海(港)に向かうと、ぷかり桟橋の案内が眼に入った。そこから、山下公園まで「船」に乗ろうと、行くと、20分ぐらいで来るとあったので、それに決めた。これらについては、引き続き、記したいと思う。

 さて、いつものお店である。前回、訪れた際にサービスで戴いた「蝦入り蒸し餃子」の件もあり(羹に懲りて、膾を吹く、09年6月17日付)、今回は、それとシュウマイを加えた6ケ分の腹具合を用意してきたので、台湾ビールを頼んだ後に2品を注文した。心(腹)づもりでは、そのあと、焼きそばでもと、メニューを眺めながら、考えていた。
 例によって、タイマーが報せて、向かいの支店に出向き、いよいよ、蒸篭2ケを携えた女将さんの登場。
 2ケ?、他にお客さんはいない、よ。あぁ、エビとシュウマイが別々にね、と軽々に解釈していると、

 「これ、サービスね」

 と、一方の篭には予定どおりの6ケ(前回も注文3ケとサービス3ケがひとつの蒸篭に納まっていた)、そして、他方には小籠包が3ケ、鎮座されていた。しかも、後者のほうが名前は小・・・だけど、前者より、はるかに大きい。ひと篭に3ケが定員である(前者は定員6ケ)。

 わたくしの食略(こののち、ソバのつもり)は、女将さんの一撃(カウンター)でもって美事に撃ち砕かれ、その後、わたくしの注文票はビール以外、一切動かず、ゲームセット。

 女将さん、ありがとうございます。加熱した、蝦も大丈夫になりました、ただし、それは、「そこ」だからだと思います。他のお店では、やはり、食べることはできないと、確信しています。

 サイツィェン