本日の給食

 先月中旬にその前を通り過ぎたことから、気になってしまって、台東区立忍岡中学校の「本日の給食」を都度、確かめている。5月の分がひととおり紹介されていて、先月の印象(おつまみっぽい)から、一転、中華だねぇ、という呈をなしている。ただし、それを批判してしているわけではない、少し、食べてみたいという気持ちのほうが強い。ちょっと、整理してみた。

[忍岡中学校の給食]
忍岡中学校給食

※時間があったら、毎日の給食画像をどうぞ(忍岡中学校サイト・本日の給食)※再掲

 かなり、ワガママな感想であるが、上記(↑)、5月は中華系という結論に至った。ちなみに、わたくしの月間ナンバー1をコクハクすると、4月は25日、5月は22日、まったくもって、根拠もないし、共通項をみつけることもできない。さぁ〜て、6月は・・・と、今から、楽しみである。
 牛乳は毎給食ごと付いている、コーシンである。もとは、1906(明治39)年に小石川区氷川下町(現在の文京区大塚三丁目付近)にあった興真舎牛乳店である(本社は現在も同区内に)。1998(平成10)年に保証乳業という、これも伝統のあった乳業メーカーを吸収している。(コーシン乳業株式会社のサイトより)

 忍岡中学校と発祥の大塚三丁目は4キロ程度、現在の本社はその半分程度とより近いけれども、もちろん、ココから毎日(牛乳を)運んでいるわけではないのであろう。
 わたくしは、脱脂粉乳時代であり、卒業間近(小学校ね)に週1回か月1回(記憶が薄れている)、牛乳が出た。只今のように紙パックではなく、瓶であったけれども、その味によって誘われた幸せな気分を今でも憶えている。ただし、わたくしなりには「実験牛乳」と呼んでおり、おそらく、実験だったのであろう、当時はまだ冷蔵技術も不確かだったし、牛乳自体もあまり流通していなかった。そういう頃に、給食でもって、牛乳を供すというのはよほど勇気がいったのであろうと思う。本格的な導入を控えて、モルモットとなったのが、わたくしたちである。

[参考]
給食における牛乳の移り変わり(社団法人 日本酪農乳業協会=j−milkのサイトより

 相変わらず琥珀色を好んで呑んでいるけれども、最近は牛乳を切らしていて(買わないから)、ミルキーなウヰスキーを味わっていないし、牛乳自体も飲んでいない。明日は、所用で外に出るので、どこかで、買い求めてみようかと、か、明日の忍中は、はん(飯)か、ぱんか、めんか、と、2か月のデータでもって、あれこれ、予想している。なんだろうねぇ、気になってしまう。ちなみに、昨年の明日は、副菜に豚肉とコーンの煮込み、主菜がなく、はん・ぱん・めん系は黒パン(はちみつスティック添え)、そして、スープ(汁物)としてスパゲティソテー、ただし、これを主菜と考える方が良いのかもしれない。デザート(甘味)はなく、牛乳はコーシンである。[07年6月18日の給食

 想いは尽きない。給食に対する批判や問題は多くある。今はふれないけれども、文部科学省の資料によると、家庭の負担額は月4千500円(年間5万4千円)、給食1食当たりでは290円である(中学校の平均/学校給食費調査/平成18年5月1日現在/文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課))。これには、おおよそ1/2という国の補助(税)金が含まれていないので、実質的には1食580円となるのであろうか。また、この中には給食を作るための設備費や人件費が含まれいるのであろうか。もう、これ以上ふれても、仕方がない(めんどくさい)ので、以下にいくつかの資料を挙げておく。

学校給食法施行令(昭和29年7月23日政令第212号)]※平成19年7月1日(07/01/2007)内容現在

(法第7条第2項 の規定による国の補助)
第6条の2
  法第7条第2項 の規定による国の補助は、公立の小学校、中学校又は中等教育学校の設置者が、同項 に規定する保護者(以下この条において『補助対象保護者』という。)に対して、その児童又は生徒(中等教育学校の生徒にあつては前期課程に在学する生徒に限る。以下同じ。)に係る法第6条第2項 に規定する学校給食費(以下この条において『学校給食費』という。)を補助する場合(その補助割合が2分の1未満の場合を除く。)において、その補助する額の2分の一について行うものとする。ただし、児童1人当たりの年間学校給食費又は生徒1人当たりの年間学校給食費についてそれぞれ文部科学大臣が毎年度定める補助標準額に、当該設置者が学校給食費の補助を行う補助対象保護者の児童又は生徒の数をそれぞれ乗じて得た額の合計額の2分の1の範囲内で文部科学大臣が定める額を限度とする。

香川県丸亀市の例](18ページ)

 学校給食費に要する経費約9億7,350万円(投資的経費は除く。)のうち、食材費については年間4億9,570万円を給食費(幼稚園210円/日、小学校220円/日、中学校255円/日)として保護者が負担していますが、それ以外の給食センター職員の人件費、給食設備費、消耗品費、光熱水費、修繕料、また市学校給食会(給食物資の調達と給食費の徴収等を担当。)運営補助金などは、公費(税金)として市が負担しています。(学校栄養職員の人件費は、香川県が負担しています。)

 ま、どうでも良いことである、と思われて、支払い拒否ということも起きているのであろう。まったく関係のない、わたくしの無責任な思いである。


(参照)スイーツに登場する面々

清見(きよみ)オレンジ(JA有田”ありだ”サイトより)
日向夏(みやざきブランド推進本部サイトより)
ぽんかん(語源由来辞典より)
でこぽん有田みかんデータベースより)
お菓子な目玉焼き(東京都狛江市立第三小学校サイトより)

(参考)

吉野家のメニュー
オリジン弁当のメニュー(関西版)
オオトヤ(大戸屋)’キッチンのメニュー

ごちさふさまでした。_゜u^p゜_