KING OF TOKYO (東京王〜甘楽王)

 わたくしにはGWはあまり関係ないけれども、最終日は(遊びに)でかけた。午前中に、先ずコンビニへ。予め、調べておいたコードを入力して、本日行なわれる味スタでのグランパス×FC東京戦チケットを手に入れる。

[コンビニでゲット]

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 名古屋ファンというよりは、ストイコヴィチさんを拝みにという気持ちがより強い。もちろん、現在(試合開始前)、2位と3位の闘いであるから、それはそれなりに緊迫したマッチが期待される。事前のチケット販売状況では、芳しくない入りのように思えたが、試合開始2時間前(試合開始は午後3時の予定)、最寄りの京王線飛田給駅に着くと、想像以上の人で通りが埋め尽くされていた。連休最後の日、しかも天候も良好とあり、家族づれやら、グループ、カップルと、急遽、観戦を思いついた方が多いのであろう。スタジアムにある当日券売場も列ができていて、急遽さがうかがえた。ハーフタイムに3万人という入場者数が発表された。のちほど調べると、さすがに浦和は一頭抜きんでていて、5.2万人、新潟も3.6万人とアツイ。J2の甲府1.5万人もスゴイ。もっとも、味スタで3日および4日に行なわれたらしいX JAPANによる《 hide memorial summit 》は、ほぼ満席(5万人)だったらしい(ただし、この試合では上層席の一部は使われていなかったので、使っていれば、も、少し、入ったのかもしれない)。
☆入場者数;5月6日;Jリーグ公式記録より☆
J1
J2
 ・・・付近のコンビニやら弁当屋さんは大賑わいである。わたくしはというと、スタジアムとは反対側の踏み切りをまたいで、中華料理屋さんに。試合前の腹ごしらえ、というより、舌(咽喉)ごしらえをして、2時前には場内に入った(試合中は呑まない)。その頃から、ウォーミングアップが始まる。ピッチを2分割して、それぞれがストレッチや走り込み、パスワークの練習と進んでいく。両チームともに、最初にGKが登場して、そのあと、残りの10人が現われ、本日のスターティングメンバーが出揃う。サブスティテューションはそのあとにピッチで魅せてくれる。もちろん、この頃には藤田俊哉さんに眼を凝らす(残念ながら、本日は出場なし、カップ戦に期待したい)。総じて、サッカー選手は「小さい」という印象があるけれども、実際、初めて観るJリーグのプレイヤーたちは大きいと感じた。その根拠は一昨年暮れに観た高校サッカー(拙ブロ;「0-0と0-0」06年12月31日付)との較差でしかないが、やはり大きい。背丈はあまり変わらないのかもしれないが、幅というか、体全体からかもしだされている強さがまったく異なっている。例えば、藤田さんはそのブログによると174センチとあるが、それ以上の存在感がある。ピッチに近い席でもって観ているということから「大きく」見えるのかもしれないが、仮に隣でもって並んでもらったとした場合を想っても、高さ(丈)は、わたくしとあまり変わらないけれども、ひとつひとつの部位が断然優っているはずである。
 上肉である。
 ネット情報で知る限り、攻撃的なピクシー・フットボールも本日だけは、勝ちにこだわった。交代だけで示すと、これまでは守り⇒攻め、が、攻め⇒守りであった。前半17分にゴールを決めた杉本選手の足攣りによるアクシデントがあったものの、この試合のピクシーは慎重であった。
 『守るのも、サッカーのうちだからねぇ〜(~_~)』
、とでも、イビチャ師の長電話で囁かれたのであろうか、「弟子」はそれを忠実に実行した。わたくしは、後半、アウェイがめざすゴール側にいたので、ボールも選手も素っ気がなく、遠くの方で、ごちゃごちゃマッチングしているのを眺めているしかなかった。FC東京のGK(塩田仁史選手)も暇そうにしていらした。実は、前半のゴールも向こう側である。スピードスターといわれる彼(杉本恵太選手)が放ったショットはまさに電光石火、あれれ、一体どこから、抜けだしてきたのかが分からない。おそらく、より近い位置にいるGKも同じ感覚であったのだろう、延ばした手の先を掠めるようにしてゴール右側のネットを揺らした。杉本・塩田両選手は茨城県出身で、大学の1年後輩・先輩にあたる。
 また、フットボールを直に観たいと思った。ピッチから誰もが去ったと思ったあとに、グランパス・サポーター付近が騒がしい。その中心に、本日唯一のゴールを決めた杉本選手がいて、しばらくすると、コッチ側にも走りよってきて、わたくしたちと、4マッチぶりの勝利を味わっていた。

[真ん中付近に黒っぽい棒状の姿がピクシー]

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[9/10はFCサポーター]※グランパスサポーターあたり

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[サポーターにご挨拶]※本日はアウェイ用の白っぽいユニフォーム

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 11日(日)はキング オブ トウキョウ、アマラオ選手の引退試合がある。今日も、ホーム側のゲート付近にアマラオさんのフラッグが他の誰よりも大きく靡(なび)いていた。駅付近で配っていたチラシに出場予定として、ラモス瑠偉小島伸幸小倉隆史山口素弘(以上、敬称略)らとともに、原博実さんの名をみつけた。プレイされるのであろうか、であれば、観にいきたいとも思うけれど、(わたくし的な事情で)叶わないかもしれない、残念。
 よろしかったら、どうぞ。入場無料(^J^)

[キング オブ トウキョウ アマラオさんのファイナルマッチ]

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 すがら、上野に寄った。特に、目的はなかったけれども、最近開店したヨドバシカメラさんの新館を覘いた。でて、多くのお客さんで埋まっているアメ横を徘徊しながら、フットボールの余韻を、さて、どこで味わおうかと、止まり木を求めて、少し、歩いた。(続く)