かさご

 いつも聴いて(流して)いるのは地域FMだけれども、音量を下げようとして、間違って、リモコンのBANDにふれて、AM(nhk第一)に変わった。五代目志ん生さんの「ちはやふる」が演じられていた。高校時代に聴いていたふたつのうちの一つである。(拙ブロ;「本牧」06年4月13日付)
 お次のお題は志ん生さんのご長男で、いつ見てもお洒落な中尾彬さんの、ご夫人(こちらもお洒落)池波志乃さんの親御さんである十代目金原亭馬生さん演じる「かさご(笠碁)」であった。囲碁仲間から「へぼ」といわれて、その後、交友を絶ったけれども、暇をもてあましているし、だいいち、もう一度、「あいつ」と打ちたいと思っていると、あいつが家の前をうろちょろしている、煙草入れを忘れたので、取りに来たと、二たび、ふたりで「へぼ碁」を打ち交わすことになる。オチは書かない。

 昼過ぎにマーケットを覘くと、カサゴの仲間であるメバルが寝そべっていた。煮付けにでもと思ったけれども高いので、横のカレイにした。
 水割りがいっそう美味しい。