塩キャラ(Salty-Character)※しかし、塩は、何故、サルトでなく、ソルトと謂うようになったのであろうか?Soltと書きがちである。

 マーケットで塩系を探していて、求めてきたのが、「明治製菓アーモンドチョコ 塩キャラメル 70g」である。飾っておくだけなのも、なんであるので、昨夜食べてみたが、芯となっているアーモンドの硬さが一粒一粒異なっていて、中には、歯の悪い、わたくしにはとても噛み切れないモノもあって、少し、がっかりである。確かに、チョコ(コーティング)部とアーモンド部のハザマにある塩キャラ部を舌でもって感じることができるが、どうも以上3層(チョコ・塩・アーモンド)にまとまりがなく、口の中での一体感がない・・・エラソウなもの謂いであるが、仕方がない、わたくしの素直な感想である。(明治さん、ゴメンなさいね)

[塩キャラ]※開ける前
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[塩キャラ]※食べる前
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 塩キャラ(クター)というのは、どのような性格をさすのであろうか。以前、醤油顔⇔ソース顔というのがあったけれども、それに倣えば、塩キャラ⇔甘(糖類)キャラとでも対比すればよいのだろうか。安易にあらわせば、しょっぱいヤツとあま〜いヤツということであるが、まずは、塩の性格(特性)を把握しておく必要がある。足攣りに効果のあるマグネシウム分が豊富ということは擱いても、やはり、万能であるということであろうか。ちょっと、おおざっぱなので、もう少し、加えると、甘(糖類)は人によって好みがあり、たとえば、コーヒーはブラックか砂糖入りかという違いがあり、(砂糖を)入れる場合も量に個人差がある(ちなみに、わたくしは、「入り」派で、しかも大量)。それに、比して、塩については、個人差が大きくない。もちろん、コーヒーに入れることはまずないであろうが、お料理で味付け(隠し味)に含ませる場合でも、あるいは、焼き魚の降り塩でも、「ああ、僕は多め(少なめ)にね」というようなワガママをいうこともあまりない。むしろ、近頃では塩分控えめで、世の中が統一されつつあるぐらいだから、やはり、砂糖ほどの格差がないと考えるべきであろう、と、かなり、無理に引っ張って、お塩の方が、より幅広い支持を受けているという、これまた強引さでもって、塩キャラ>甘キャラという仮説を点ててみると、はたと浮かんだのが、信長と秀吉というキャラ差である(家康は基準外ということで)。もしかしたら、お顔(実際に、ご拝顔したことはないが)からみれば、逆(醤油かソースかのレベルでいえば)かもしれないけれども、キャラ的には、そうではなかろうか、と、ひとり、妄想している。歴史をみれば、秀吉が跡をとって、いっとき甘〜い立場にもあったけれど、存外に塩味が効いていて、斃れた。これから、暑くなっていくけれども、甘味は腐り(斃れ)やすいので、気をつけたい。過度はダメであるが、適度な塩分でもって、食品を保つことだろうか。お漬物、梅干、塩だらなど、保存食というのは長持ちしている。やはり、塩キャラが良いのであろうか。

 現在、ボツポツと書いている蔵前からの徒歩記は、上野で終わる。その際、覘いたお店で、デュラレックスのグラスをみつけ、ウィスキー用にと、2ケを択んで、笊(ざる)やら叩き(はたき)を抱えている外国人観光客の支払いが終わるのを待っていた。

[上野の雑貨店で求めたDURALEXのグラス]※向こうで、サンタさんがボンボンを抱えている

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(参照)ブログトコラボ4「さしすせそ、の、さしす、まで
 家庭における砂糖とお塩の消費量は、いずれも減っている。ただし、量そのものは、砂糖の方が、断然、多い。