東京市公設「眞砂」市場

 予定通り、目黒を歩いてみた。やはり、3か所が限界であった。この日(10日)は、南風(ふぁふぇ)が吹き、暖かく、想外に疲れてしまい、今は、腰のあたりが痛い。所用を終え、目黒を離れ、地下鉄に揺られながら、さて、どこかへ、と、思い、路線図を眺めて、「春日」を選んだ。ふさわしい陽気でもある。ただ、時間もなく、腰を庇いながら、すこし、徒ちた。途中、標題のマーケットに寄った。そこで頂いた小冊子の文章を引用する。

 『第一次世界大戦が終わった直後、物価が上昇し、米の値段も急騰しました。人々の生活は一気に苦しくなり、富山県魚津で主婦達が米屋を襲うという米騒動が起き、全国各地に広がっていきました。そこで東京市では、生活物価の安定供給のため、市内に10ヶ所の公設市場を創設。真砂市場もその一つとして市による価格統制のなか、販売が行なわれました。』(文京区タウンガイド「めぐるめ」/文京区商店街連合会タウンガイド編集委員会

[眞砂市場]※何も買いませんでした_(._.)_
真砂画像0035

 ほかにあるという9ヶ所の見当がつかない・・・。

 目的とは違うが、こんにゃくえんま(源覚寺)さんを覘いたけれども、もう門は閉じていた。古書店を冷やかして、お寺さんの隣にある同名の呑み屋さんにとも思ったが、控えた。
 ノンビリとした徒(かち)でもあったものだから、的へと到ることができなかった。明日、所用を一分(いちぶ)ほどして、二たび、界隈を訪ねたいと思っている。
 目黒については、そのあとに、記したいと思う。

[目黒の定番、大円寺の梅、可愛いらしい]
大円寺梅画像0016