霊岸橋(れいがんばし)

 近頃は、毎日、外出(所用)しており、そのお蔭もあって、あちこち、みることもできる。乗換駅の市ヶ谷駅から望む桜はまだらしいけれど、それはどうでも良い。釣り堀で何かTVかラジオか分からないが、数人の明らかに釣り人に見えない方たちが右往左往しているのが遠目に見えて、気になった。久しぶりに、代々木に行った思いであるが、そこに全理連ビルを見つけて、「理容ミュージアム」を訪ねようかと思ったけれども、その(済ませた所用の)あとも、約束があって、また、ミュージアムは予約制と知っていたから、諦めた、いずれ。(全理連:全国理容生活衛生同業組合連合会のHP/理容史料館の案内・・・内容は現在と異なっているかも)
 14日は新川(シンカワ)に出かけることに、少し、早目に行き、所用場所近くのカフェで読書。阿部和重さんの「シンセミア」は結局、文庫本を買って、正解であったのかもしれない。こういう時(外出時の所用の合い間)にしか本を読めなくなっているようで、部屋に戻ると、呑んでばかりいて、読めない。なんとか、半分(4分冊)まで至ったというのも、外出が多いからである。(電車内でも、せっせと「読」)
 所用を終え、場の引けた株屋街は家路(呑み路かも)に急ぐ人たちが駅方向へと一斉に向かっていて、同じように、わたくしも茅場町駅に呑みこまれた。この界隈には古い建物がずいぶんと残っており、駅への途中、信号待ちの合い間を縫って、ふと、見かけたビルを撮ってみた。呑み屋のように思えたので、いずれ、また、所用でなく、この辺りを訪ねたいと思う。ほかにも、いくつか、気になることもあるので。(目的は「呑み」だけれども)

[呑み屋さんのような・・・]※でなかったら、この件(建物)に関しては、終わり(追加報告なし)
兜町蔵画像0009

 今月中には、シンセミアを読み了えることができそうである。それだけ、「外」が多いということでもある。