ビタミ(か)ン・・・VITAMI(CA)N

 わたくしのアンパンマン状態はどうやら峠を越えたらしい( ^)o(^ )。昨日(21日)は、首都圏都市部でも降雪および積雪の(誤)報があったけれども、峠あたりでは大変であっただろう、とても、越せない、と、チェーンをタイヤに巻く人たちが、あちこちにいらっしゃる光景が浮かぶ。もう、ずいぶん前の話であるが、北関東のある山岳部へ所用で出かけた帰りに、すさまじい雪に見舞われ、道のそこらじゅうでスリップしている車が。当方の運転者もあわてて、車の後部に回り、チェーンをと思ったのだけれど、ない。大変な思いをしたことがある。
 さて、わたくしの峠越えはチェーンではなく、蜜柑(みかん、ミカン)である。昨日、アンパンマンのまんま、外へ出て、求めてきた。これが、安いくせに、甘くて、美味しい。蜜柑というのは、観た眼や値段でもって、その味を推し量ることが難しい。スイカのように、こんこん、ともいかず、ブドウのように、こっそり、ひと粒試食もできない。もちろん、ビタミン不足を補って、一刻も早く、復刻しなければいけないので購入した。本日は所用で出かけるが、ほとんどが初対面の方(かた)なので、(こういう顔です)と、「顔」で、主張しておきさえすれば、どうということはないのだけれども、やはり、つまらないコダワリもある。どうやら、なんとか、なりそうな気配である。
 さて、くだらない話はここまでとして、ここからは、少し、まじめに(といっても、くだらないけれども)。久しぶりに、ブログトコラボ(第2回)を試してみたい。昨日、ピクシーさんも再来日された。本田君もオランダで頑張っている。第1回は昨シーズンのJリーグを扱っているので、もし、よろしければ、「ここ」から、どうぞ。今月の15日に本郷あたりをさ迷っていたけれども(拙ブロ「壱岐殿坂そばあたり」08年1月15日付)、ずいぶん立派な建物があり、それが、JFAの「自社」ビル(JFAハウス)であると、予め調べていたので、すぐ分かった。中には《2002 FIFAワールドカップ記念 日本サッカーミュージアム》があるとあったが、あいにく、その日からメンテナンス休業ということであったので、立ち寄ってはいないが、タテモノは、ズイブン、リッパそうである。Jリーグは加盟チーム(デビジョン1が18チーム、2が13チーム、ただし、08年シーズンからJ2は岐阜、熊本が加わり15チームとなる)から、それぞれ入会金および年会費を徴収している。単純にあわせると、年会費のみで年間10億円を超える。さらに、今シーズンは先の新加入(岐阜・熊本)から入会金も入る・・・。JリーグならびにJFAも、なかなか、である。
Jリーグ規約
第20条の3〔入会金および会費〕※PDFファイルの16ページ
?J1クラブは,Jリーグに対し,次に定める入会金および会費(年会費)を納入しなけれ
ばならない.
(1)入会金 金6,000万円
(2)会費 金4,000万円
?J2クラブは,Jリーグに対し,次に定める入会金および会費(年会費)を納入しなけれ
ばならない.
(1)入会金 金2,000万円
(2)会費 金2,000万円
?J2クラブがはじめてJ1クラブとなる場合には,第1項第1号に定める入会金を承認日
から1ヶ月以内に別途納入しなければならない.
?J1クラブが降格によってJ2クラブとなる場合,入会金は発生しないものとする.
?Jクラブは,第1項第2号または第2項第2号に定める会費(年会費)を,当年の4月中に納
入しなければならない.
(※なお、Jリーグ準加盟には年会費120万円が必要である)[Jリーグ準加盟クラブ募集要領/2006年3月9日/(財)日本サッカー協会・(社)日本プロサッカーリーグ]より、4と5頁に。

 かなり、それてしまった。戻す。
 以前から、県庁所在地(都市)ごとの家計消費の傾向について、記してきたが、今回は、「ミカン」である。おそらく、!(ぴぃんぽ〜ん)と、予想がしやすい面もある。愛媛、和歌山、静岡でしょう、というのが、常識の線であろう、また、結果も、そのとおりであることには間違いはない。2006年産の収穫量(農林水産統計より)は、和歌山県がトップで、愛媛県静岡県と続いており、「ミカン御三家」と考えても差し支えがないであろう。消費(00〜06年平均)も、松山市(愛媛)5,882円、和歌山市5,340円、静岡市5,340円(偶然であるが、和歌山市と同じ)と、もちろん全国平均(4,774円)を上回っている。ちなみにもっとも少ないのは那覇市(2,763円)である(シークヮーサーがあるさぁ〜)。
 しかし、気になるのが、宇都宮市、冨山市、甲府市のいずれもミカンが盗れ獲れ(採れ)そうもない3都市で消費支出が高いことである。餃子、ブリ、ブドウというのは、上記3都市それぞれが全国ナンバーワン消費支出であるけれども、これらにミカンは合わない、一緒に、食べたいとは、思わない。
 なぜ、なのか、実は分からない。只今、調査は継続中であるが、現時点では謎であり、とりあえず、「ミカン好きな県民性」でごまかすということも可能であるのかもしれない。
 ところが、ふと、ミカンの二つ右(家計調査)をみると、オレンジというのがあって、こちらは、輸入品ということもあって、全体に消費額は少ない(00〜06年平均では全国平均、みかん4,774円、オレンジ522円である)。わたくしも、滅多に食べることはないけれども、冨山のかたはココでも健闘している。913円というのは、第二位の金沢市722円と較べても200円近く多い額となっている。冨山市とオレンジにはどういう関係があるのか、これもまた、ミカン以上に分からない事情である。
 ミカンおよびオレンジと富山県については、昨夜から、いろいろと検めてみたが、ちょっと、分からない。富山県のかた、お教え願いたい、と同時に、継続して、調べてみたいと思う(行こうかしらん)。
 参考までに、金額とともに、重量についても、家計調査のサイトから引っぱっておいた。こちらは04〜06年の3か年平均値であるが、金額および量を都市別に比較したデータである。
都道府県庁所在市別ランキング(平成16〜18年平均)
 ⇒[家計調査都市別ランキング「果物」]より※エクセル表

(みかん)<金額;円>
全国 5,049
松山市 7,520
宇都宮市 6,591
津市 6,392
福井市 6,144
徳島市 6,064
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(7位)富山市 5,956
※御三家のうち、和歌山市静岡市は直近3か年に致命的な3,000円台というのがあって、ランク落ちである。<数量:g>
全国 15,795
松山市 25,988
徳島市 21,815
津市 21,286
宇都宮市 20,940
富山市 20,210
※やはり、富山県は上位にあった。

 では、注目のオレンジであるけれども、以下のとおりである。 冨山市が金額、量ともにナンバーワンである。支出金額もさることながら、量がすごい。やはり、行くべきであろうか。今、富山は、もっとも旬(きときと)な時季でもある。>゜)))彡

(オレンジ)
<金額;円>
全国 599
富山市 1,207
名古屋市 938
松江市 895
金沢市 850
和歌山市 814 <数量:g>
全国 1,716
富山市 3,995
名古屋市 2,788
松江市 2,509
金沢市 2,369
青森市 2,261

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 わたくしは南国方面生まれなので、ミカンとのつきあいも長い。そういう事情(よく、食べさせられた))もあって、最近では、すすんで食べようという気もちがない。せめて、こういう状態(アンパン・・・)の時にはと思い、求めてきたが、ひょっとすると、これが今季の食べ納めかもしれない。次のアンパン・・・時には、おそらく、もうミカンはマーケットにないのだから。