はんべ

 9月27日に興津の清見寺を訪ねた[拙ブロ;琉球留記・附留?〜興津・清見寺(おきつ・せいけんじ)07年9月30日付]。東京への帰路、迷ったけれども、三島に向かわず、静岡に戻った。おでんが、よぎった末である。今日こそは、別のお店に行こうと、あれこれと、車内で考えていたけれども、情報も乏しいし(準備不足)、いつもの駅構内のお店に。断っておくけれども、仕方なくではない。オイシイから、である。とはいえ、この夕に頂いたのは、チクワ、ナルト、ゴボマキ、以上であった。ほかに、突き出し(数種類あるうちから、イカオクラを選択)、アジのたたきを胃に納めているので、お酒(ビールと芋焼酎の水割り)のことを加味すれば、これで十分である。ついでに記せば、おでんサンとともに、やってくる削り節容器の中を確認すると、刻まれた青のりが、しっかりと、交ざっていた。さらに、ついで、ではあるが、お店の壁に「静岡餃子」とい貼り紙を見つけた。以前、宇都宮と浜松の餃子についてふれたけれども[拙ブロ、北関東(赤辛い)垂れ記5〜餃子を忘れていた。06年11月11日付]、静岡市も「そうなんだぁ」と、これについては、後日、改めて、記し(食し)たいと思う。
 おでんを食べたくなる頃合というのがあって、気温であらわせば最高が24℃以下になると、食べたくなるらしい、本日の気温ウェザーニューズ、ただし、閲覧日により、変わっているはず)を眺めると、もう、適齢である。もちろん、気温較差というのもあって、例えば、昨夜が36℃で、今夜が26℃だったりすると、なんだか、温かくなりたいという衝動に駆られることもあるので、上記、適齢温度はあくまでも目安でしかないし、夏に、おでんを、あるいは、鍋を頂いても、何の問題もない。それではと、自販機の飲料の場合はどうかと調べてみると、コッチは平均気温が15℃前後で「ホット⇔コールド」の切り換え時期らしく、月であらわせば、4〜5月とちょうど今時分ということになる。少し古いデータであるが、気象庁71〜00年の月平均気温を参照すると、もう、日本全国の2/3ぐらいはコールド⇒ホットの切り換え時期にあたるようである。もっとも、前記、地図にあるように地域によって、切り換え時期はさまざまであるし、温暖化が進んでいるのだから、コールド時期が従来より長くなっているのではないかとも思う。実際、街場の自販機の多くは、まだ、コールドが席缶(巻)している。
 衣更えがあるように、食更えもあるはずであり、この時期は、それにあたる。こういうのは、志しの問題ではなく、気もちが勝手に、そっちの方へ導いてくれるものなのであって、いくら、頑張っても、やはり、夏に食べる鍋・おでんよりも、これからの方が気もちイイに決まっている。おそらく、そういうものなのであろう。
[或る、しぞーかおでん之メニュー]
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