日帰り限界

 今月16日、所用でもって、福岡にうかがった。昼前に羽田をJUMP〜、戻ったのは20時発である。軽い食事のあと、所用開始時間に先方が間に合わないと知り、川端付近をプラプラと小一時間、実働2時間弱、呑み1時間半、羽田便発の10分前に空港着で、あわただしく機内へと。たった、それだけのことである。福岡部と博多部については拙ブロでふれていたのか、確かめてみると、「ブダペスト三部作」(05年1月25日付)にあった。ココは高崎と前橋よりは少し仲の良さそうな?ツインシティでもある。プラプラしながらも現在地を示す住居表示を確かめながら、この福岡(博多)というのは想像を膨らませてくれる地名が今でも頑として残っていると、改めて感じながらいた。幸い、これから、何度かうかがう機会がありそうなので、今度は、ぷらではなく、じっくりと歩いてみたいと思うけれども、川端あるいは中洲辺りは相変わらず開発ラッシュで、街もずいぶんと様変わりしたという印象が強い。ただ、鳴り物入りで完成した商業施設は、いずれも今ひとつ元気がない。天神には勝てぬ、と諦めてしまえば、それだけのことではあるが、何か、足りぬ・・・いくつか施設内を覘いてみたが、そのような感じをもった。はっきりとしたことは言えないが、アジアの玄関口を標榜しているはずなのに、なぜか、東京的ブランドが目立つ、などといったことである。福岡の人が望んでいたからなのか、それとも、そういうテナントづけの発想しかできないのか、そのことは判断しかねるが、少なくとも街場をほっついていた方が、イニミニマニモ(博多リバレイン内の施設に名づけられた愛称、どれにしようかなぁ〜、というような意味らしいが)・・・と悩むに違いない。次回、訪ねた際は、おおいに悩んでみたいと思っている。