洪水とグーグルアース、そしてTSUNAMI

 昨日、伊勢湾台風の経験とともに洪水についてもふれた。洪水と書くと、なんだかノアの方(箱)舟のように大仰になってしまうが、じっさいにひどかった。なにかの加減で小河川が決壊し、おそらく、何キロと離れていない河口付近は満潮時にあったのであろうか、わたくしの住んでいた家屋は2階からみて、残り三段(階段の)程度まで浸水した。その川は、わたくしの(ひとり)遊び場でもあり、それほど親しい存在で、当然ながら距離も近しく、放たれた海水混じりの濁流があっという間に家を襲った。夜であった。明けて、外を眺めると、すぐ目の前にある鉄道駅のプラットホームの上あたりを小舟が悠悠と「航海」している様子が今でも鮮明に視覚としての記憶に残っている。2、3年前か、その小川に久しぶりに「遊び」に行ったけれども、もう、わたくしの遊んだ頃とは異なっていて、おそらく、この先、駅ホームに舟が浮かぶこともなさそうであった。
 さて、先週だったか、《Google_Earth》を利用させていただくようになって、毎日、ぐるぐると、地球を回している。どうしても、地形が気になっていて、「空中都市ぬまた」(拙ブログ06年11月26日付)をまず鳥瞰した。本日は、物価がさらに高いと聞いて訪ねるのを諦めたベルゲン・ノルウェイ、そして、奈良を「長め」ている。
 洪水とは異なるが、拙ブロの書き出しは、スマトラ沖地震について、ふれた。(「雑に」)もうすぐ、その26日を迎える。