実力と実績

 とうとう終わってしまったW杯、4年後、南アフリカ共和国で、また、ということで。お疲れ様、ピッチ上の人も、スタジアムの人も、そして、TV画像前の人も(含む、わたくし)。
 実力はあるものの、実績(結果)が伴わないこともあろう。一方で、実力はない(はずな)のに実績になって(しまった)ということもあろう。そのようなことを、このアツイ初夏のドイツにおいての何日間で、改めて、想っていた。ただし、わたくしは、実力も実績もほしいとは思わないし、もとから、ない。
 優勝したイタリアには2450万スイスフラン(23億円)、最後にジダンを欠いたフランスに2250万スイスフラン、3・4位は同じで2150万スイスフランがFIFAから『賞金』として渡されるらしい。(3・4位同額であるのなら、決定戦はあまり意味を見出せないけれど・・・そういうことではないのか、やはり)また、決勝トーナメントに進めなくても、700万スイスフランが出るらしい。(以上、共同配信記事より)一方、協会は、15億SF程度を放送権料として得ている。(インターネットTVガイドより)他にもあろう。例えば、スタジアムの広告A(V)AYAなど・・・。したがって、放映権料は、収益のホンの一部なのではと・・・、電卓を叩きながら、妄想している。以下、「インターネットTVガイド 」より引用してみた。
FIFAが発表している'06年大会の優勝賞金額は2450万スイスフラン(約22億6500万円)。高額だが、クラブチームのヨーロッパ№1を決める欧州チャンピオンズリーグの賞金総額は50億円以上、スポンサー契約を含めた年収が30億円を超える選手もいるサッカー界では驚くほどではない。選手はあくまで世界一という名誉のために戦うのだ。ちなみに賞金は優勝国のサッカー協会に支払われ、選手への分配は各協会が決める。たとえばイングランドが優勝した場合、選手1人あたり30万ポンド(約6000万円)のボーナスが支払われることが決まっている。日本では'02 年大会に優勝すれば、全登録選手は各3000万円のボーナスを受け取れることになっていた。'06年大会も同額になる予定だ。》
 出場登録選手(23人)1人当たり1億円(優勝賞金23億円÷23人)のはずだけれど、日本協会の場合、物販業並みの6割強の原価率計算となっている。英国(イングランド協会)は飲食業並みか?この時期、ひっそりと、ウィンブルドンも開かれていた。ロジャー・フェデラーが前回W杯の翌年より4年連続の優勝を果たしている。ちなみに優勝賞金は65万5000ポンド (1億4000万円)・・・。
 W杯関連で、ひとつ、気になっているのは、某社による無責任なランクづけである。それは、もっともマナーの悪いチームとして、セルビア・モンテネグロをあげていることである。国歌(ただし、わざとなのか、Anthemと表現している)を歌っていない(あるいは、口をモゴモゴしていない)というのが大きなポイントらしいが、・・・。ま、

[無責任な某社]
World Cup 2006 - OnTheBall statistics
[国歌ではなく、賛歌?]
セルビア・モンテネグロ国歌(ただし、視聴はIEのみ対応)