メリケン波止場(コダワリ2枚のカルタ)

 2枚のカルタ(地図)でまだ首を傾げている。軽い頭の方はすっかり疲れ果てていて、「もう、よそうよ」と言いたげそうであるが、(首は)もう少し、やはり、そこへ出かけなければいけないのであろうとも。でないと、首は傾いたまま。ただし、頭は、そこへ行ったとしても軽いままではあろう。この作業?の中で、横浜港の波止場(HATOBA≒HARBOUR)について、いくつかの資料を拝見した。今でいうと大桟橋のもとになっている付近などで、その後、より東側にフレンチ波止場が設けられたおりに、もとの東西は西波止場と呼ばれたり、イングリッシュ(イギリス)波止場、日本波止場、そして、メリケン波止場ともいわれた。東(フレンチ)波止場は氷川丸が鎮座している現在地付近ではなく、山下公園の中(下)にある、関東大震災で被った横浜の残害(残骸)がここに集められたという。
 明治初期、文明開化の音色は確かにここ(波止場周辺)から始まった雰囲気、香りが今でも残ってはいるものの、現在(いま)ならバード女史も鼻声のおしゃべりを聞かされることなく、静かに逗留できただろうと、さらに西へと波止場(みなとみらい21)を遷したハマの街。二枚の地図にこだわって、ちょっと、いってこようかなぁと、首、及び、それより下の部位は、その気でいる。
 もう、メリケンなどという言葉自体が古いのかもしれないけれど、わたくしの成分を調べてみたら、四分の一は小麦粉でできているらしい(残りは秘密)。ただ、今や日本全体がメリケン化(アメリカナイズ)されている中で、わたくしのメリケン含有比率(メリケン化)はまだまだ低いのかもしれない。足攣りの原因(05年10月6日付:原子番号12、元素記号Mg、語源地ギリシャ)はソコにもあるのだろうか。『簡単!栄養andカロリー計算』をみると、小麦粉にも意外と含まれているマグネシウムであるが、アマランサスは穀類のトップ1にランキングされているケイトウの一属、やはりENYA(エンヤ)さん(Amarantine)を聴こう(06年3月5日付アマラント/#A300CC)と、これに関しては、軽い頭の方も賛成して、全会(部位)一致をみた。