nhk

 一昨日(19日)は希望通り、呑み屋で沈むことができた。ただし、お酒に酔っているのではなく、その酒場内の還流しない淀んだ空気に麻痺していたといったほうが良い。そういう雰囲気を求めてきた他の数人のお客とポツリポツリと会話。店主がつけた7時のnhkニュースをきっかけに受信料を払っているかどうかが話題に。結果、半数が支払っていない。わたくしも昨年までは支払い派であったが、暮れに年払いの時期が来たのを機に引き落としの中止を行ないに金融機関へと。田舎の寂れた支店なのに、行員は事情を言うと、奥にいったん下がるが、すっと戻ってきて、手続き用の用紙をわたくしに。見ると、それ(nhk受信料自動引落中止手続・・・、よく記憶していないが)専用の用紙であり、そのようなモノがあること自体に驚き、そのような普段使うことはあまりないはずのモノがすぐ出てきたことにも愕いた。もしかしたら、今回のnhK問題で慌てて専用用紙を作成し、いつでも、わたくしのような不払い者が来ても、すぐ出せるよう、支店長の机の脇にでも置いてあったのだろうか。お陰で、年末の通帳にはnhkからの引落としは記録されていなかった。
 もちろん、不払い派になったのだから、nhkを見るのは控えているが、といって、民放を見る気にもならないから、近頃はTVから遠ざかっている。
 ところで、TV付き携帯電話にも受信料は発生するのだろうか?

 12時頃にお客が帰り始め、主も帰り、最後に残ったお客が退くと、わたくし一人、酒場の硬い椅子に寝転んで、睡眠の世界へと沈んでいった。相変わらず空気は動いていない。